玉造温泉 玉井別館

この連休中に一度くらいは泊まりに行こうとは思っていた。
そうはいっても、島根県内か、お隣の鳥取県の範囲。
しかも、大量に買った、しまねプレミアム宿泊券の使い道は決まっていない。
ここは島根県内に出かけるのが一番と思いつつ、対象となるホテルは様々。
ビジネスホテルのようなものもあれば、温泉旅館もある。
一応盆休み中ということなので、総じて宿泊料金は高い。
最近は和室には泊まらないことにしているので、その点からも限られてくる。
そんな中から選んだのは、玉造温泉の玉井別館。
プランとしてはお盆専用のもので、決して安くはないが、一度は玉造温泉も泊まってみたかった。
わざわざ泊まりに行くのに、こんなに近いところを選んだことはない。
今日も殺人的な暑さだし、お店もほとんど休みなので、昼ごはんも家の中。
予約時にチェックインを16時にしたのだが、家を出たのは15時50分。
そして、16時10分にはホテルに到着。
このホテルはgotoキャンペーンの対象にもなっているようだが、消毒、検温に始まり、二人分の身分証明書まで見せる徹底ぶり。
おかげでチェックインに時間がかかるのだが、ネットでの予約時に必要なことを入力させていれば、無駄に書かなくても良いような気もする。
部屋は今年リニューアルされたばかりの和洋室。
なので、中身はきれいなのだが、座椅子が小さかったり、座布団がなかったりと、ちょっと落ち着かない。
ベッドというよりは、板の間にマットレスが敷いているだけだし。

着くなりお風呂に入って、ダラダラした後は、お楽しみの夕食。
「出雲四季会席」ということで、以下のようなお品書き。
【先 付】もずく酢、旬の珍味
【お造り】本日の鮮魚3種盛り あしらい一式
【鍋 物】沢煮鍋（あご）
【焼 物】 奥出雲ポーク　ジンギスカン風自家製だれ
【煮 物】大山鶏のトマト煮　ズッキーニ添え
【温 物】冬瓜の冷やし鉢　そば米あんかけ
【凌 ぎ】出雲そば
【御飯物】島根県産コシヒカリ＆香の物
【留め椀】宍道湖産しじみ赤出汁
【菓子】パンナコッタ　奥出雲産バラのソース
どれも良いお味だし、量も程よい。
お酒は瓶ビールと、李白の小瓶。
周りを見て気になったのだが、宴会場に点在するテーブルはやたらと若いカップルが多い。
温泉なので、もっと年配者がいそうなものだが、この時期旅行に来るのは若い人が多いということか。
すっかり平均年齢を上げてしまった気がする。
食後はもう一度風呂に入り、寝る前に再度酒盛り。
この夏休み、一番お金を使ったが、移動としては近所という不思議な夜。
まあ、それなりの思い出にはなったかな。