メテオプラザとメテオミュージアム

お出かけ

島根半島の北に位置する七類は隠岐へのフェリーが出る場所。
えびだいでもエイドが置かれていたことは覚えている。
隠岐へ行くことがあれば当然来る場所であるが、今のところ仕事も含めて隠岐には行ってない。
七類のフェリーターミナルにはメテオプラザという施設があり、そのうち訪れたいとは思っていた。
先週は仕事で嫌なことが連発。
この週末は家でのんびりしたいが、気分転換もしたい。
どこへ行こうか考えても思いつかなかったので、七類を目指してみた。
海沿いのきれいな景色を見たかったのに、ほぼ山のなかをウロウロ。
最後に海沿いに出たところで、あっさり七類に到着。
1998年に誕生したメテオプラザだが、すでにかなり寂れている。
1階はフェリーターミナルだからいいとして、3階の温海水プールは2018年3月31日に閉鎖済。
2階の風呂とサウナが200円というのは魅力的だが、カプセルに入るようなリラクゼーションがメインで、あまり利用する人がいるようには思えない。
そして4階がメテオミュージアム。
500円は高いようにも思えたが、他にすることもないので、入ってみる。
おめでたいことに、この段階でメテオプラザがなんのために、そして何がきっかけで出来たか全く知らなかった。
中に入ってすぐにメテオドームで映像を見る。
他にお客さんはいないので、我々が入るやすぐに暗くなって映像が流れる。
内容は「 宇宙の誕生(上映時間7分)」で「CGを駆使し、宇宙の誕生を分かりやすく解説致します」とのこと。
わかりやすいけど、なぜこれを見せられているかがこの段階でもよくわからず、「はやぶさ」が展示されているということだったが、どこかで展示された模型(紙製)がまわってきたもの。

そして、次の部屋こそがミュージアムのメイン。
1992年12月10日夜9時頃、島根県松江市美保関町の民家に一つのいん石が落下し、その後の調査の結果、この石ははるか46億年の昔、太陽系の誕生と共に生まれ、今の形になってから6100万年の間宇宙を旅してきた隕石であることが判明。
地球上には存在しない物質が発見されるなど、多くの貴重なデータが得られ、宇宙の謎の解明に大きな期待が寄せられた。
その最大長25.2cm、重量6.38kg の『美保関いん石』の実物が展示されている。
ただ、実物は巨大なカプセルに入っていてよくわからず、レプリカで大きさと重さを実感し、顕微鏡で隕石の断面を見て、世界各地の隕石を勉強。
最後に、美保いん石が落ちた時の状況が展示されていて、これが一番興味深かったし、そもそもこの出来事を覚えてないけど、世間的にはどのレベルの出来事なんだろう?
そんなことを思いながらミュージアムを後にして、1階のフェリーターミナルへ。
船の出入りする時間ではないので閑散としている。
レストランが一応営業していたが、地元の人がたむろっていたのでパス。
隠岐の観光パンフレットを少しだけ見て外へ。
近くには他に見るところもなさそうなので、昼ごはんを求めて境港へ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました