小金沢山~牛奥ノ雁ヶ腹摺山(その1・・・辛くても登山は楽し)

登山

1414291403869.jpg当然登山の朝は早い。
一応目覚ましは5時にセットしたのだが、4時過ぎには目が覚めた。
電車の中とかでも寝れるだろうと、そのまま起きていたのだが、結局夜までほとんど眠ることはなかった。
なんだかんだ荷物の詰め込みに時間がかかり、ドリンク類で重たくなったザックに呆然としつつ、予定通り5時30分に家を出で、コンビニでおにぎり購入して駅へ。
始発電車ではないものの、朝帰りの人がいっぱいなので、ギリギリ座れるレベル。
この感覚を味わうのも随分と久しぶりだなあ。
分倍河原でKさんとも無事合流し、高尾で中央本線に乗り換え。
乗る電車は八王子が始発なのだが、到着すると9割方席が埋まっており、そのほとんどが登山者。
次に行く時は始発の八王子から乗るようにしよう。
皆さんどこで降りるのかと注目していたが、大月で3割くらい降りた以外はほとんど登山者が減らない。
小淵沢とか松本まで行くなら特急だよなあ、塩山とかが多いのかなあ、などと思っていると下車する甲斐大和の駅に到着。
すると乗っていた登山者の3割くらいがこの駅で降りているという意外な展開。
当然皆さんバス乗場に一直線。
大菩薩嶺の登山口になる上日川峠行のバスに乗るのだが、やってきた臨時バスは補助席も合わせてすぐに満杯。
乗れなかった人は次の便になるようだ。
我々は終点の1つ手前の小屋平というバス停で降りるので、補助席に座る。
このバスに乗るのは昨年8月のトレラン以来だが、950円という値段があまり高いと感じないほどに、気持ちよく高度を上げていく。
30分ほどで小屋平に到着し、8時30分登山スタート。

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今日のコースは小屋平の標高がほぼ1600メートルで、一番高い小金沢山で2014メートルのところ、最初にいきなり1900メートルくらいまで登るので、ここが一番しんどい。
しかも、久しぶりのザックはやたらと重く感じられ、なかなかな足が前に進まない。
足首もやっぱり違和感があって、ところどころ踵がつけられない所もある。
薄手の長袖シャツの上にフリースまで着ていたが、しばらくすると汗をかくようになってきた。
そんなこんなで50分ばかり歩くと、石丸峠に到着。
前回もここまでは来たが、とにかく見晴らしがいい。
富士山は当然のこと、大菩薩嶺に続く稜線、これから向かう稜線、どれをとっても気持ちいい。
こんな景色がずっと続くことをイメージし、実際はそうではないことを後で知るのだが、それでもやはり登山は素晴らしい。
しかも、人気の大菩薩嶺と違い、同じバス停で降りた人も少ないから、登山道もすいている。
とても贅沢な時間だと実感。
フリースを脱ぎ、靴紐を更にきつくし、荷物を整え、今日の主目的である小金沢山~牛奥の雁が腹摺山に向けて再スタート。
ものの5分も歩くと、牛ノ寝通りとの分岐で、ここからが初めて通る道。
目的地の牛奥の雁が腹摺山、略してウシガンへ歩みを進める。

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