城内坂ウルトラマラソン(振り返り1)

レース(ウルトラマラソン)

1411984640404.jpg今日は有給。
思ったほど筋肉痛はないが、外に行くのが面倒くさくて、外出は夕方にちょっと買い物に行っただけ。
あとはひたすら昨日のデータと格闘。
まず大会そのものは昨日も書いた通り、アットホームで素晴らしいものだった。
今どきチップでタイムを測定するのが当たり前の時代に、1周ごとに通過するゼッケンの読み上げ。
これだとカウント間違いみたいなトラブルは避けられないが、同じ民宿の女性も、あと1周のはずなのに、大会の記録はあと2周になっていたらしい。
まあ、無事ゴール出来たみたいだから良かったが。
その他エイドを含めて、地元走友会の方々のチームワークが素晴らしい。
また参加賞が益子焼きのお皿というのも、他の大会にはない魅力だ。
まあ、他のウルトラマラソンに出たことはないが、最近はキャパオーバーの大会が多い中、約250人という参加者の大会は貴重だ。
もっとも、手作りの大会だけに、ある意味ここもキャパとしてはギリギリかもしれないが。
さて、レースそのものを振り返っておこう。
この振り返りのために、1周ごとに予め仕込んでおいた下書きにタイムを打ち込んで送信したので、思い出すにもちょうどいい。
ただ、このコースはピッタリ10キロではないし、エプソンのGPSだと更に短いから、もっとしっかりラップをとっておけばよかった。
あと、どこで何を食べたかを記録したかったが、現実には無理。
仮にどこのエイドで何を食べたかを覚えていても、それが何周目のことかはわからない。
この点については、今回知り合った方のブログには、レコーダーで録音する方法もあるらしい。何とも微妙な方法だが、今回もやっていたんだろうか?
では、一周ごとの振り返り。
まず1周目だが、とにかく最初は真っ暗。
テールランプは必須となっていたが、つけてない方もいる。
坂道をテールランプを追って走るのは、なかなかない体験。
下りではヘッドライトがないと、コースアウトしそうな緊張感があったが、1周目が終わる頃にはかなり明るくなってきた。
2周目はほぼライト不要の明るさ。
だいぶペースがつかめてきて、上りはほぼ歩きに。
エイドでも饅頭や梨をつまんでいたように思う。
水分を取りすぎたせいか、公民館エイドの手前でトイレ休憩。
3周目に入る前にヘッドライトとテールランプを外し、かわりに日焼け止め。
日焼け止めは周回ごとに塗り直したが、このあたりもこの大会のいいところ。
公民館エイドで餃子をひと切れ食べたような(餃子はもう2回くらい食べたかな)。
午前中は曇の予報だったのに、かなり日差しがきつい。
このあたりは淡々と走っていてあまり印象がないが、まだセーブしていたと思う。
次の4周目はたぶん一番頑張った気がする。
この周回を終えれば半分を越えることもあり、上りも一番走ったと思う。
クリームパンがやたらと美味いと感じたのもこの周回だったような。
また、公民館エイドで暖かいそばをいただいたのも、この周回だったはず。
要は体が動いていたから、エネルギーを欲していたんだと思う。
逆に5周目は一転してペースが落ちた。
ただ、上りをトボトボ歩いていると、同宿のウルトラランナーに拾ってもらい、一緒に走れたのは助かった。
色々と話ができで気が紛れ、こうした大会は誰かと一緒の方がいいのかもしれない。
ただ、このあとの公民館エイドでちゃんぽんを食べたので、先に行ってもらった。
ちゃんぽんが熱くて、食べるのに時間がかかり、かなり長い時間エイドにいて6周目に突入。
この周回は終わりが見えそうで見えない一番つらいところ。
なので、1キロごとの標識をすべて写真に撮って気を紛らわした。
上りではラインでこちらに向かっている奥様と連絡。この周回が終わる前に会うことができそう。
そして、残り2キロを超えたあたりで逆走してきた奥様と合流。
奥様はまーぶーが比較的元気なことに驚いていたが、このあたりから腸脛靭帯が張ってきた。
ゆっくり走りながら、最後の公民館エイドの前にトイレ休憩。
結局トイレは2回だけだった。
最後の公民館エイドではヨーグルトやサンドイッチをつまんでいたが、その姿を見て奥様が驚いていた。
奥様が野辺山を走った時は、そんなには食べられなかったらしいが、このあたりは胃腸の差か、
そして最後の7周目に入るが、さすがに脚がきつい。
上りの歩きも歩幅が小さくなり、下りは止まることができず、腸脛靭帯も張ってくる中で、苦しい走り。
暑さもこたえてフラフラだったが、それでも上り坂以外は歩かなかった。
たぶん今回の充実感はこのあたりにあるのだろう。
1キロごとの標識がやたらと長く感じたが、コースにお別れを告げるように淡々と進む。
そして最後の城内坂にやってきた。
ゴール地点では万歳をしてラインを踏んだつもりだったが、テープを忘れていたということで、少しもどって再度ゴールテープを切り、撮影してもらった。
8時間17分の長い闘いが終わった。
(続く)

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