東京マラソン2014 ゴールまで

レース(フルマラソン)

1393226904906.jpg日比谷の交差点を右折すると、いよいよ銀座、日本橋といった一番人通りの多いところを浅草で折返して往復する区間。
ここは間違いなく脚がきつくなると同時に、ラン仲間の応援も一般の応援も多い。
まず中間点を過ぎたあたりで最初の給食があり、大好きなクリームパンをゲット。
今回自身では何も食べるものを持たなかったので、かなりお腹が減ってしまったが、この後もエイドで食べたのは、あんパンとバナナとトマトくらいで、今年も人形焼きは食べれなかった。
しばらくするとサブスリー同期とすれ違い、ここは気持ちよくエールを交換。
続いてラン仲間ともすれ違うが、微妙にいつもと順番が違い、一部の人しか声をかけられない。
続いて茅場町でラン仲間とハイタッチ、この後もそうだが、まーぶーが最後尾なので、待ってもらっている感じで申し訳ないが、すごく力になる。
ここから浅草の折返しまでの往復は前回より楽しかった。
応援の人を見る余裕があったせいか、多くの人たちが食べ物を差し出してくれるのは嬉しく、実際にはもらわなかったが、何度もハイタッチ。
浅草の手前で新聞王子さんとすれ違ったが、思ったほど差は開いていないから、かなりバテているらしく、それはお互い様。
浅草からの帰りもKさんとすれ違う時間と距離をメールで交換していたが、このあたりはお互いのペースも乱れているし、上りも下りもランナーが多すぎて見つけるのは無理だろうと、まーぶーは諦めていたが、見事にKさんが見つけて声をかけてくれたので、少し戻ってハイタッチ。
ここが一番嬉しい瞬間だったと思う。
実はこのあたりはキロ7分近くに落ちていて、かなり辛かった。
このまま歩かずに最後までもつかどうかという感じで、日本橋や銀座の大勢の人達のおかげで何とかもっていた。
そして茅場町、入船橋と立て続けにラン仲間の声援を受けるのだが、ちょうど入船橋の手前あたりですり足走法から来るふくらはぎの痛みが限界に近くなり、一方でストライドを広げれば走れるような気もしてくる。
あと5キロも走れば今後しばらく走る事はないと思い、ここからストライドを広げてスピードアップ。
入船橋を超えてしばらくすると佃大橋だが、他のランナーが歩いている中グイグイ上れて、自分にこんな力が残っていたのが実に不思議。
佃大橋で新聞王子さんを捕えたが、かなり苦しそうなのでその後も歩かなかった(らしい)のは立派。
その後もキロ5分40秒くらいのペースで久々に走ったという感じ。
北九州の時は1キロ1キロが本当に長かったが、今回は久々にいいペース(それでも遅いが)で走れるのと、これからしばらく走らないということで、走りを噛み締めながら楽しくゴールに向かう。
ラン仲間が最後に応援してくれた東雲も気持ちよく通り過ぎることができた。
スタートからたぶん1万人以上に抜かれた思うが、最後の5キロだけなら500人くらいは抜いたような気がする。
さすがに最後はバテたが、4時間34分(ネットで4時間33分12秒)でゴールし、二度目の東京マラソンは終了した。
ゴール付近でもほぼ立ち止まらなかったが、メダルとタオルを受け取ってから何となく気が変わってボランティアの人に写真を撮ってもらった。盛り上がって撮ったのだが、ゼッケン番号もメダルも入っていないというのが間抜けで、まあこれもご愛嬌。
エイドや給水で短い時間歩いたり、屈伸したりしたが、今回は歩かなかった大会ということにして、この脚の状態にしてはいい走りが出来たということにしておこう。

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