一畑百貨店
松江市唯一のデパートは、松江駅前にある一畑百貨店。
昔は殿町にもあったらしいが、今はこの１店舗。
もちろん、大都市のデパートと比べると圧倒的に規模が小さい。
えびだいで来た時に昼ご飯を買ったのと、松江に赴任後に奥様と行った以外はほぼ立ち入ったことはない。
奥様も欲しいものが何もないので、まず行くことはない。
３月14日が日曜日ということで、明日渡すか今日送らなければならないことに気付き、どこへ買い物に行こうかと思いついたのが、一畑百貨店。
さすがにある程度ものはあるだろうと。
一畑ダイニング
ついでに昼ご飯は６階にある「一畑ダイニング」。
食べるところも、ここと蕎麦屋と１階の喫茶店くらいで、今まで食べたことはない。
ホームページを見る限り、決して安くはなさそうだし。
13時45分くらいに入店したが、高齢者を中心にそこそこ人は入っている。
最上階にあるので、雰囲気は悪くなく、いわゆるデパートの食堂。
メニューはというと、ほとんど千円超だが、サービスとして650円の定食がある。
これ本当にサービスで、どうやら全く同じメニューが通常価格1,000円以上ながら、週替わりのサービス価格として提供されている。
「鶏肉龍田揚げ定食」が650円
今週は「鶏肉龍田揚げ定食」で通常価格は1,100円。
1,100円で食べようという気にはならないが、650円なら十分なもの。
しじみ汁も通常通りついているし。
これなら駅に用事のある時に、週替わりのサービス品目当てに来るのも悪くないが、どうやら週替わりサービスが何なのか、来てみないとわからないらしい。
当然違う店シリーズは33日目まで進む。食後はお菓子を買いに行ったのだが、特設コーナー的なものはない。
もとから入っている、全国チェーンの洋菓子屋の品しかない。
正直まるで魅力を感じないが、もともと職場関係はそれほど考えても仕方ないので、お菓子とハンカチを組合せ。
さすがに、ハンカチ売り場はかなり忙しそうだったけど。
あれから10年
この時点で14時35分。
14時46分から東日本大震災の黙とうをする予定だったので、少しあわてたが、ギリギリセーフ。
あれから10年がたってしまった。
未だに仮設に住んでいる人もいるし、福島第一原発は何も解決していない。
何が節目だかわからないが、その時産まれた人も10歳だし、自身も当然10歳齢をとった。
ビルの15階で経験した揺れ、その後の計画停電などの不便な生活。
もっとひどい思いをした人はたくさんいるだろうけど、やはり忘れてはならないこと。
コロナ禍とは何なのか未だに理解できない部分があるが、地震は必ずまたどこかにやってくる。
多くの犠牲者が出ることのないよう、対策も必要だが、避けられないものもある。
未曾有の大災害は明日起こるのかもしれない。
改めて犠牲になった多くの人に黙とう。
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