山がよんでいる？

ゴールデンウィーク中の５日から６日にかけて、奥穂高で遭難が相次いだ。
３グループ12人が遭難し、２人の方がなくなったという。
まーぶーは昨年の９月にその奥穂高へ向かう途中の斜面に落ちてしまったのだが、今回の遭難のように悪天候で身動きが取れなくなったり、低体温症になったりするのとは状況が異なるとはいえ、ニュースで長野県警のヘリコプターを見ると、どうしてもあの時のことを思い出す。
今回遭難が相次いだのは一般の人にもそれなりにインパクトがあったようで、今日になって何人かと去年の事故の話になった。
まあ、ほとんどがヘリコプターが高かっただろうという質問だったが。
去年の事故のことは別にしても、この時期の北アルプスに行こうとは思わない。
積雪もハンパないだろうし、ちょっと風が吹けば冬山と変わらない。
山に登るということ自体、どんなに経験を積んだ人でもリスクはゼロではない。
今回救助されたグループの中に、登山経験の浅い人が混じっていて、そのことをリーダーの人がしきりに謝っている映像があった。
判断が甘かったと言えばそれまでだが、常に保守的な判断ができるものではない。
今のまーぶーの登山への姿勢はまさに保守的で、まだ北アルプスに挑もうなんて気にはなれない。
もちろん慎重になっているし、危険なところには近付かないだろうから、そうそうあんな事故が起こるとは思えないが、なにか自分から山を遠ざけている感じ。
でも、今日たまたま色んな人と山の話をしていると、簡単な山歩きから再開してもいいなと思った。
なんとなく山が呼んでいるとでもいうような。
とりあえず連休明けの初日、仕事はそこそこに、そんなことを考えてみる。