頑張れ平田高校

金曜日からプロ野球が開幕する。
当然のように無観客試合となるようだが、何もかも中止の中で、始まるものがあるのは嬉しいこと。
一方で、夏の高校野球は中止。
予選が出来ないので出場校が決められないということだが、各都道府県では代替の大会があったりするのはよくわからない。
そして、春の選抜の出場校が１試合だけ交流試合をするという明るいニュースがあった。
注目しているのは、21世紀枠で選ばれていた平田高校。
１９１６年に平田農学校として開校した県立校で、１９４８年の学制改革で平田高となり現在に至っている。
野球部創部は戦後の１９５１年で、同年に夏の予選に初参加するも、甲子園出場はなし。
２０１５年、２０１９年と21世紀枠の地区推薦に選ばれながら、最終的には選考に漏れ、ようやく初出場となった。
仕事や買い物で出雲方面へ行くと、帰りは必ず平田の街中を通る。
２月、３月と色んな場所で見られた平田高校の甲子園出場を記念する横断幕。
３月中旬になって選抜大会の中止が決まると、この横断幕が実に寂しげだった。
昨日午前中に出雲まで往復したのだが、帰りに平田を通ると、何ヶ所かで復活している横断幕。
地元の方も嬉しいだろう。
あまりいいニュースがない山陰地方だけに、ちょっと温かい気持ちになる。
会社へ帰る途中に、車を停めて写真を撮ってしまった。
交流試合というのがどのような雰囲気になるのかわからないし、中継なんかもどうなるのか。
平田高校の晴れ姿、ぜひ見てみたいなあ。