小泉八雲記念館

本日は４月１日。
暦の上でも2020年度がスタート。
例年ならエイプリルフールなのだろうが、さすがに今年はそんな雰囲気じゃない。
「新型コロナに感染した」なんて、冗談にもならないし。
通常なら、新しいトップを迎えて、島根・鳥取から全員をホールに集めて打合せを行うのだが、そんなことはできるわけはない。
かわりに、各拠点を結んでのテレビ会議。
なんかやった気がしないが、現状では仕方ない。
午後は新入社員への講習。
これはこれで、何とか短期間に戦力に持っていきたい。
明日は５時30分に出発して、終日益田。
こちらも新入社員対応。
なんとか頭数だけはそろえたつもりだが、やっぱり課題山積だよなあ。
昨年のこの日は、今の住居に荷入れをした日。
つまり、この部屋も２年目。
もっと長く住んでいるような気がするが。
写真は日曜日に行った、小泉八雲記念館。
小泉八雲（ラフカディオ・ハーン）は、松江を代表する有名人ではあるが、松江に居たのは１年３ヶ月程度。
そんなこともあって、この記念館は一度も来たことがなかった。
日曜日は松江城の天守閣に上った後、城山稲荷神社を経て、記念館にやってきた。
国宝松江城マラソンでもらったハガキで２割引、つまり団体料金で入れるわけだが、正直期待してなくて、奥様が行きたいと言わなければ、パスしていただろう。
でも、これは行ってみて良かった。
４年前に、えびだいに行った時は丁度改修中だったのだが、実に綺麗で見やすい展示で、彼の一生がよく分かった。
松江との関りは、やはり滞在した期間が短いということに間違いはないのだが、松江の士族の娘、小泉セツと結ばれた縁を考えれば、やはり松江を語るに外せない人物なのだろう。
直前に行った、城山稲荷神社のキツネもたいそうお気に入りだったそうな。
実はラフカディオ・ハーンの著述は一度も見たことはない。
せっかく松江にいるのだし、その松江で生活を始めてから１年がたったというこの機会に、改めてその業績に触れてみたいと思う。
そんなことを書いていても、明日は益田で朝は早いのだから、さっさと寝ることにしよう。