ノルマンディーの小さな街

201212フランス

ひたすら高速道路

バスはパリを出ると高速道路をひた走る。
都会はほんの最初だけで、対向車線の渋滞がおさまると、あとはのどかな田園風景。
まるで北海道のような大平原が広がる。
このバスツアーは日帰りの人がほとんどになるが、パリから300キロ以上離れているので、モンサンミッシェルでの時間を確保しようとすると、他で寄り道をするわけにはいかない。

ポン・レヴェック

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唯一立ち寄るのはポン・レヴェックなる街で、まずはトイレ休憩ということで、トイレを無料で貸してくれるレストランに20分ちょっと。
このあたりはぶどうを生産できないらしく、シードルが有名ということで、わすかな時間でシードルと水を購入。
朝はなんとか食べてくることができたが、ドリンク類はついてなかったし、途中で買うこともできなかったので、喉はカラカラ。
バスに戻ると、朝リンゴの皮を剥いたアーミーナイフで栓を抜いて、シードルを飲んでみる。
リンゴの酸味と甘みが絶妙で美味しい。
水も久々にゴクゴク飲めて、気分がいい。

ノルマンディーの小さな村

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レストランを出ると、街の中心部に移動して30分ちょっとの観光。
ここは色んなお店が集中していて楽しい。
スーパーでビスケットを買い、パン屋でリンゴタルトを買い、聖堂をしばし見学。
肉屋や青果店は外から眺めるだけだが、どこも活気があって楽しい。
車の通行量も多く、それぞれちょっと離れた広い家から買い出しに来ていろのかと思う。
大学生の時の第二外国語はフランス語だったが、その時の教科書が「ノルマンディーの小さな村」というものだった。
内容はちっとも覚えてないし、村と街の違いもあるが、短い時間なりに楽しむことができたし、バスから見える光景とあわせて、ノルマンディー地方はいい印象を持つことができた。

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