仙丈ケ岳(その1)

登山
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110923_0757~01.jpg昨日は結局0時30分すぎには寝ることができた。
今回の登山は北沢峠から仙丈ケ岳を目指すのだが、北沢峠に直接マイカーが入ることはできない。
マイカー利用であれば、伊那か南アルプスの駐車場からバスで北沢峠に行くことになり、我々は伊那を選択。
ここは標高900メートルくらいで、夜の気温は10度を切っていると思う。
それだけに昨日の夜寝れるかどうかは心配だったが、寝袋やダウンジャケットを駆使して、何とか寒さをしのぐことができた。
目覚めたのは4時40分。
まわりの様子をうかがうと、すでに用意をしている人がいるし、間もなくバスの切符を売り始めた。
なるべく早く下りてきたいので、我々も行動を開始し、5時40分にはバスに乗ることができた。
すでにバスが何台も出発した後で、常に満員になれば次のバスが出るような状態だった。
このバスでは運転手さんが色々とガイドをしてくれて、50分弱はあっさり過ぎて、6時30分には北沢峠に到着。
ここから甲斐駒ケ岳に行く人と仙丈ケ岳に行く人に分かれるわけだが、甲斐駒ケ岳に行く人の方が多い。
標高2000メートルの北沢峠に少し体を慣らして、6時50分に登山をスタート。
歩き始めは少し体が重い。
やはり高さに慣れていないせいかもしれないが、じきに傾斜が急になる。
赤岳に上った時と違って、早い段階から標高が高くなっていく感じ。

110923_0855~010001.jpgちょっと苦しかった理由のひとつとして、給水がうまくいかなかったせいもあるかもしれない。
今回からハイドレーションパックを持つようにしたのだが、吸込み方がよくわからず、あまり水分がとれていなかったので、ちょっと脱水に近かったかもしれない。
それでも急な上りをすぎて、沢沿いに上り始めてから気持ちよくなってきた。
というのも上り始めは寒いくらいだったのに、30分ほどで暑くなって、上着を調整。
その後も暑かったが沢沿いで涼しくなり、さらには景色がよくなってきたこと。
ちょうと逆側の甲斐駒ケ岳がとてもきれいに見えている。
このあたりから周りの景色を何度も写真に撮るようになって、気分も盛り上がり、順調に上ることができた。
最初の目標地点である馬の背ヒュッテには、予定よりも1時間早い8時50分に到着。
ちょうどこのあたりが森林限界ということもあるのだろうが、景色はさらによくなってきた。

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