ホームランだらけの高校野球も、あとは決勝戦だけ

今年の甲子園はやたらとホームランがよく出る。
これまでの記録が60本なのに、準々決勝が終わった時点で64本。
広陵の中村選手は１大会６本で、あの清原の記録を破ったということで話題になっている。
今年に限ってという感じもするので、投手のレベルが低いとか、実は飛ぶボールが使われているんじゃないかとか言われてるが、大味な試合が多くて、投手戦が少ない。
中村選手の注目のされ方も気になる。
清宮が西東京の決勝で負けたことで、主役がなくなったところに現れた「怪物」は評価がインフレ気味になるのか仕方ないとして、清原や松井と同レベルに見られるのはちょっと可哀想。
もちろんキャッチャーだから、総合的にはハイレベルな選手なのかもしれないが。
そんな甲子園もあとは決勝を残すのみ。
その広陵と花咲徳栄の決勝戦だが、意外や埼玉県はまだ夏の大会を制したことがないらしい。
ここは少し花咲徳栄の方を持ちたいところだが、さて結果やいかに。
ちなみに、所属の元祖高校野球バカの話を先日書いたのだが、結局奈良から始発で甲子園に向かったら指定席は売り切れて、外野席にギリギリ潜り込んだらしい。
その外野席もその後すぐに入れなくなり、門が閉められたらしいが、球場の外には人があふれていたとか。
なお、そのバカはこの日４試合見て、さらにその２日後にも再び甲子園に行って観戦したらしい。
ここまで純粋に高校野球が好きで楽しめるというのは、ある意味幸せなことかも。
レベルは違えど、こういう人って案外多いのかなあ。
高校野球の人気は今後も続くのか、案外若い人は見ないから廃れていくのか。
まあ、そんなことは置いといて、明日の決勝は楽しく見たいが、間違いなく打撃戦なんだろうなあ。