相撲めし 皇風の店

本日は46回目の誕生日。
当日か前後の週末かは別としても、毎年奥様と食事には出掛ける。
２年連続でかに道楽だったので、３年連続はさすがに避けて、新しいお店を物色してみた。
会社帰りであることを考慮すると、やはり調布市内がいいし、まだまだ行ったことのない調布のお店を探してみたい。
そんな時に見つけたのが、今回行くことになった「相撲めし 皇風の店」。
ちょっと前に調布出身の関取が誕生したことは聞いていたが、その後幕内まで上がったものの、そこで怪我をしたことが原因で既に引退していた。
その皇風が地元調布に最近開店したのがこのお店で、調布にはちゃんこ鍋を食べれるお店は知らないし、奥様も乗り気だったので、今年の誕生日はちゃんこ鍋に決定。

お店は調布駅から５分くらいのところで、並びのお店には行ったことがある。
６時30分の予約だったが、どうやら予約でいっぱいらしく、予約なしの人が入れずに帰っていったりしていたから、今のところかなり人気なんだろう。
入口を入ると、たくさんの胡蝶蘭付きのお祝いがあり、化粧まわしや現役時代の写真も飾っていて、いかにも相撲関係のお店。
開店にあたって改装しただろうから、お店はかなり綺麗。
飲み物は、ビールで乾杯し、その後は日本酒。
日本酒はそこそこの品揃えがあるのがうれしいが、２杯目を注文した際にあっさり在庫がないとのことだったのが残念。
それと、ぬる燗を注文したら徳利ではなく、グラスに入ってきた。
相撲の世界だとこんなものかもしれないが、普通は違うよなあ。
それでも全体的に酒の種類が豊富なのは嬉しいこと。

食べ物の方だが、なんといってもちゃんこ鍋。
塩、醤油、カレーの３種類があるのだが、一番オーソドックスだろうということで塩味にしてみた。
ただ、鍋が来る前から気になったのがIHコンロ。
慣れてないせいもあるが、なかなかスープが煮えてこない感じがするし、そもそも気分が出ない。
その後具材が出てきて作り始めたが、完全にセルフ。
途中まででも作ったものが出てきて欲しいところだが、それが無理でも作り方くらいはどこかに書いておいて欲しいところ。
いきなり不満ばっかり書いてしまったが、つくねも鶏肉も美味しく、その後の雑炊まで堪能することが出来た。
ちゃんこ鍋以外のおつまみもなかなか。
特に生野菜につけた味噌が美味しかった。
会計後は皇風本人も出てきて見送ってくれた。
現役時代より40キロほど体重は落ちたらしい。
まだ28歳。どうしても値段がそれなりにはるお店なので、これからも人気店として成長していけるかどうか期待したいところ。
全体的に男性客が多いことが気になるが、さてどうなることか。