べた踏み坂を走ってみた

休みなんだから、長い距離を走らなければならない。
天気がいいのならなおさら。
そんなことはわかっていつつも、なかなか動き出せないのが最近の傾向。
昨日のうちから奥様も巻き込んで、なんとなく行先をイメージしつつ、８時過ぎの電話にはびっくり。
「今、どこですか」
「家にいるけど」
「今日、ゴルフですよ」
「・・・」
うーん、今日誘われていた予定はないし、少なくとも昨日の時点でも確認はなかったような。
とりあえず「今から来い」ということはなく、ランの行先も江島大橋（通称ベタ踏み坂）をメインにして、終了後はオーシャンという皆生温泉の高級日帰り湯にすることにした。
出発は10時前で、江島大橋にさしかかると、橋からスタート地点までの距離を測る。
出発は弓ヶ浜公園という場所を予定していたのだが、その数キロ手前で15キロ。
このままだと往復35キロくらいになってしまうので、スタート地点を変更。
とりあえず駐車場のある弓ヶ浜展望台をスタート地点に。
弓ヶ浜一帯はサイクリングロードが整備されつつあるのだが、今まさに工事中ということで、国道４３１号線沿いに北上し、途中ショートカットするために、米子空港方面へ。
今朝はやたらと気温が低く、松江付近は真っ白だったのだが、この時間になると気温も上がり、快晴で風もない。
江島大橋まではどこも平坦なのだが、なにせ車で通った事のある道。
なかなか前に進まないのがもどかしい。
１時間程度走ったところで、ようやく江島大橋の手前に。
鳥取の境港からの上りは斜度が5.1％。
思ったほどはきつい勾配ではない。
１キロも行かないうちに最高地点へ。
今日は雪をかぶった大山もきれいに見える。

そこからは約１キロ下って、交差点のファミマへ。
ここは江島大橋のチラシも置いている有名なコンビニ。
往復してから温泉に移動して、風呂上りに昼食を食べられるのは３時は超えるので、ここで腹ごしらえをすることに。
このコンビニは立派なイートインがあるので、そのつもりで買い物。
しかし、こういうシチュエーションは初めてで、何も考えずに軽減税率のまま買い物してしまった。
イートインコーナーには「食べるなら10％」の表示。
聞いてくれたらいいのになあ、と思いつつ、中海のそばまで行って食べることにした。
松江城マラソンでは25キロ手前くらいの地点。
２ヶ月前をなつかしく思いつつ、肉まんとスイーツとコーヒー。
これはこれで悪くない。

往路が１２．２キロだったので、復路も同じ道。
まずは江島大橋で、松江側からの勾配は6.1％。
奥様は「たいしたことない」と言っていたが、まーぶーには結構しんどい。
その後も、奥様は知っている道は安心で短く感じるというが、まーぶーは逆で、知っている道はしんどい。
ペース的にはキロ６分20秒くらいで、まーぶー的にはかなり頑張っているのだが、奥様には楽勝らしい。
ということで、時間がたてばたつほど、厳しさが増してくる。
最後はお願いしてコンビニに寄って、残り３キロはヨタヨタ。

25キロに満たないのにやたらと疲れたなあ。
それでも、弓ヶ浜展望台から見る大山は最高のご褒美。
最近では奥様も大山を気にいるようになってくれた。
雪を頂いた大山はやはり西日本随一の山。
すぐに日帰り温泉オーシャンに移動して、露天風呂でゆったり。
一応、高級リゾート風の温泉。
帰りには澤井珈琲という地元のお店が思いのほか良くてご機嫌。
やっぱり週の間にある休日はいいなあ。
ゴルフじゃなくて本当に良かった。
明日からの３日間も色々ありそうだけど、何とか頑張れそうかな。