二度とできない大マラソン大会

二度とできない大マラソン大会は、計画だけで終わってしまった。
まさに国難ともいえるこの状況の中で中止は当然のこと。
こうした大会、事情はどうであれ、中止となれば参加料が帰ってこないのは仕方ない。
なのに、昨日わざわざ大会の中止を電話で知らせてくれたし、参加料も返金するという。
特殊なマラソン大会だけに、参加者以上に主催者側が残念だったと思うのに、こうした対応には頭が下がる。
返金された参加料は今回の震災の被害にあった方のために寄付したいと思うし、足利市には何らかの形で訪れてみたいと思う。
今日も続く地震の続報。
どんどん増えていく犠牲者。
どうやら阪神・淡路大震災を超えるのは時間の問題らしい。
一方で救助される人々も増えている。
痛ましい光景は進んでいるが、必ず光もあるはず。
一市民としてできることは限られているし、計画停電もあるらしいが、ここはみんなが力を合わせて国難を乗り越えねばなるまい。
などと思いつつ、午後には中止になったハーフマラソンの分を走ってみた。
もちろん走っている間は、テレビと隔離されているので、地震のことを忘れてしまうわけだが、途中寄ったセブンイレブンと、終了後に寄ったイトーヨーカドーに食料品があまりにないのに愕然。
ランそのものは、３時すぎで気温が高かったのに、長袖で失敗。
なるべく長野マラソンのペースを意識して５分３０秒くらいで、野川公園先の自動車学校あたりまで往復。
２５キロでヘロヘロだが、これが今の実力。
来週の板橋シティマラソンの開催がどうなるかは微妙だが、長野はたぶん開催されるんだろう。
今日中止になった名古屋国際女子マラソンのアジア大会予選としての代替レースが長野になる可能性が高いというニュースもある。
こうした状況の中で開催されるのであれば、あまり情けないレースはできない。
というより、過去５回のフルマラソンで歩かなかったことはない。
やはり歩かずに完走したいなあ。
そのための練習をする時間はあまり残されてないし、その間の業務を考えると、あまり走れないだろう。
でも、記録はともかく、せっかくの大会。
やはり開催されるのであれば、必ず歩かず完走したいと、改めて固く決意した。