最終講義

ホープ軒でラーメンを食べて向かったのは早稲田大学。
ゼミでお世話になった教授の最終講義があるということで、久しぶりに母校を訪れてみた。
ゼミのＯＢ会には時々参加するが、大隈講堂の中に入ったのは久しぶり。
行われたのは小講堂の方だったが、施設が立派でびっくり。
どうやら１２５周年の時に寄付を集めて改装されたようだ。
寄付した人の名前もプレートで各椅子に貼ってあったし、中には元首相の名前も。
ろくに寄付もしていない不良卒業生には無縁だが。
教授の定年というのが７０歳というのは今回初めて知った。
卒業してから約２０年。
我々でも２０期のゼミ生だから、実に長い間活躍されたものだと思う。
一時期体調を崩されていたが、今日の最終講義は精力的。
もちろん思い出話が多かったが、なかなか楽しい時間をすごすことができた。
いわゆる教室のようなところに行ったのも久しぶりだったし。
先生にはこれからも元気でいてほしいもの。
この最終講義のことを教えてくれた同期には本当に感謝したい。

この最終講義に集まった同期は自分を入れて４名。
終了後花束やプレゼントを渡すこともできた。
その後は少し大学の中を散策。
大学構内はどこも新しいビルが立ち並んでいるというのに、政治経済学部だけは古い建物。
この間観た「ノルウェイの森」でも政治経済学部の３号館が使われていた。
なんとも懐かしい光景だった。
喫茶店で少し話をしたあとは高田馬場まで歩く。
すっかりお店は変わってしまったが、昔の友達と思い出話をしていると楽しくて、２０分くらいの道のりもあっと言う間についてしまった。
ゼミのＯＢ会が２週間後にあるが、これにも参加することにしよう。