呉春(本丸-本醸造)

日本酒
110205_2106

110205_2106~01.jpgこの日本酒に出会ったのは年末。
ネットで予約したJRの切符を引きかえようと稲田堤の駅で降り、酒屋をのぞいた時。
街の酒屋というのはスーパーと同じで、地酒と言えば八海山や一の蔵あたりしか置いてない。
この店はちょっと知らない銘柄も幾つかあるが、種類は多くない。
その中で見たのがこの本丸。
どこかで聞いた気はしたが、その時は買わず、後で調べてみるとかなり有名な銘柄。
呉春というのが「池田の酒」という意味らしいが、池田は大阪でも特に酒の街というイメージはない。
しかも調べてみると、純米酒は作ってないらしい。
純米酒信仰の強い身としては、いまひとつ買う気はおきないが、やはり気になる。
そろそろ日本酒の在庫が尽きて来た中で、金曜日に稲田堤で途中下車。
本醸造の「本丸」は2205円ということで、価格も手軽なので購入。
そして今日早速飲んでみた。
確かにこれは美味い。
口に含んで、まず味が濃い。
なんとも言えない雑味と酸味。
そして後口がいい。
もちろん醸造アルコールを添加しているのだから、口あたりがいいのは当たり前かもしれないが、旨さと両立しているところが凄い。
コストパフォーマンスが素晴らしい。
これまで定番と言われるものはなかったし、これからも色んな一升瓶を買うつもりだが、呉春だけは常備してもいいかもしれない。
さらに安い普通酒も気になるが、あと1種類の大吟醸は価格的に手を出すことはないだろう。
まずは本丸の燗を楽しんでみたい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました