甲州街道6日目(鳥沢駅~笹子駅)

街道ラン

前回の甲州街道ランは、あわよくば1日中行けるところまで行こうと思って、家を7時台に出たが、暑さと腰の違和感に負けて、午前中で終わってしまった。
今日の場合、鳥沢をスタートして、行けるのは笹子駅までの20キロ弱。
となれば、早く行っても意味はないので、朝からのんびりして、家を出たのは8時40分。
高尾経由で鳥沢駅に着いたのは10時15分。
しかも駅前がもう甲州街道なので、ほぼ5分後にはスタート。
14802177629230.jpg前回暑かったことを反省し、今日は半袖のTシャツに薄手のウンドブレーカという服装にしてみた。
前回はかなりややこしいところを通ったが、今回はほぼ20号で、滅多にそれることはないので、気楽に走り出す。
ただ、20号沿いの歩道は案外狭いし、デコボコしていて走りにくい。
しかも、2キロも行かないうちに暑い気がしてウインドブレーカを脱ぎ、半袖Tシャツに手袋という状態。
もちろん寒いといえば寒いが、風は気持ちいい。
まだ走りのリズムもつかめないまま、珍しく20号からそれて走っていると、まだ3キロも行かないうちに、いきなり猿橋が現れた。
日本三大奇橋に数えられる有名な観光地なので、当然人もいっぱい。

14802177767901.jpg甲州街道ランでこういう場所に来ることは珍しいが、自分の服装がちょっと気になる。
猿橋を抜けると、またしても20号沿いだが、これが殺風景。
むしろ、平行して走っている中央高速の方がきれいに見えて、特に宮下橋からの眺めはなかなかのもの。
この直後のセブンイレブンで早くも休憩。
前回と違って、今日は大きな道沿いなので、コンビニも所々にあるのは安心。
前半は走りもリズムに乗れず、猿橋に続いて、ここでも大休憩。

14802177902012.jpgそろそろ真面目に走ろうと思って、少しリズム良く走り出したところで、またしても1キロも行かないうちに、大月市のシンボル、岩殿山が見えてきた。
しばらくは右手に眺めつつ、駒橋宿も通過。
そこからさらに1キロほど行くと、岩殿山に最接近。
つまり直後は大月駅で、スタートから7キロ弱。
これなら、前回無理できたかもなあ。でも、そうすると今日笹子峠には行けないから、まあこれはこれでいいのか。
それにしても岩殿山というのは、なかなかそそられる形をしている。
いくら駅前とはいえ、今日は時間がないのでパスしたが、いずれ登ってみたいもの。
走っている距離こそ短いが、時間的には1時間30分近く走っていて、お昼も近い。
下花咲一里塚の前のファミマでトイレを借りると、そのままおでん休憩。

14802178149453.jpgまだまだ走りにリズムが出てこない。
でも、上り基調なのに歩いてないだけましか。
大月ICを超え、大月警察署のあたりに来ると、日陰のせいか、歩道に雪がかなり残っている。
ここから先、歩道のないとこともあったし、あっても雪があって車道を走ったりと、ちょっと危険。
それなりに交通量はあるし。
延々と20号沿いを進んでいるため、特にこれといった史跡もない。
もちろん、旧宿場町はあるのだが、本陣が残っていたりするところは希。
しばらく行くと、東京から100キロの地点を通過。
下諏訪までを考えると、まだ半分も来ていないことになるが、とりあえず目安にはなる。

14802178344764.jpgこのあたりから少し寒さを感じていたら、いきなりすれ違った地元の人に「寒くないの」と声をかけられた。
「走ってると、案外気持ちいいんですよ」などと言ってみたが、さすがに我慢できず、しばらくしてアームカバーを装着。
その後も延々と20号は続くが、上り基調で標高も上がっているのか、更に寒さは厳しくなり、道路の表示は4℃。
そりゃ寒いわけだ。
残り3キロくらいのところから少し20号をそれて、車がなくて走りやすいのだが、高台で上りはきつい。
そして、そこを超えると、笹一酒造という酒屋。
ここは試飲もできるのだが、さすがにランの途中なのでパス。
とはいえ、ここはほぼゴールなので、飲んでも良かったかも。
そして、そこからわずか数分で、本日のゴール笹子駅に到着。
付近はまだ雪も残っていて、笹子峠は当然雪がありそう。
次回のスタートも駅前というのはいいのだが、果たして笹子峠を超えるのはいつになるのだろう?

例によって、本日のコース

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