８時前に駆け抜けろ！

働き方改革が叫ばれる中、色々と制度も変わる。
従来は午後９時が目安で、９時以降の残業は届が必要だったり、端末がロックされたり、９時以降の退館は出口で記帳が必要だったりした。
それが、８月から１時間早くなり、８時が境界線になった。
制度としては先週の途中から始まっているのだが、これはなかなかの困りもの。
終業時刻は午後５時なのだが、そこからの時間が４時間あるのと、３時間では、かなり仕事のやり方が変わる。
当然変えなければならないことは理解できるが、日中にできない仕事もあるし、日中に打合せで忙殺されると、まとまった仕事が夕方以降になることも多い。
しかも、今年から水曜日の早帰りが徹底されているので、そのしわ寄せが他の日に行くことになる。
これまで９時を意識したことは滅多にないし、４月以降記帳して帰ったのは、トラブルがあった１日だけ。
それが８時となると、毎日が闘いになる。
お休みをとった先週金曜日を除くと、制度変更がスタートした木曜日、昨日、今日と、退館時間はすべて７時50分台。
７時30分を過ぎると、音楽が流れ、館内放送が後追いし、15分前には端末にメッセージが流れる。
これは落ち着いて仕事をしている状況にない。
端末を切ったのが８時では遅いわけで、その５分前には端末を切って、フロアを後にし、８時前には１階出口を駆け抜けて、記帳を逃れなければならない。
まあ、記帳したからといって、後からグダグダ言われたりはしないんだろうが、記録に残るというのは気持ちのいいものではない。
それにしても、何やってんだかなあ。