江戸東京博物館

［ぐるっとパス2015シリーズその２］
汐留から再び大江戸線に乗ってやってきたのは両国。
東京に来てかれこれ27年になるというのに、たぶん来たのは初めて。
両国国技館も来たことはないし、この江戸東京博物館自体、いつか行こうと思って先送りにしていたもの。
まずは、江戸東京博物館が大江戸線の駅から徒歩１分というのが有難い。
最高気温は35度になるというから、なるべく歩く時間は短くしたいし。
それにしても、この建物とにかく馬鹿でかい。
たぶん今だったらこんなものは建てられないんだろうが、平成５年開館というから、計画された頃は日本経済絶好調。鈴木都知事も最高潮だったろうな。
別料金を払ってまで特別展を見ようとは思わなかったので、常設展を見るために３階から入場。
ここから５階までのエスカレーターが長い。

そして、たどり着いた先で、いきなりメインの日本橋。
ここから５・６階の会場が見渡せるのだが、かなりの人が入っている。
しかも、外国人が多い。
ボランティアなんだろうが、そうした外国人に説明している人も多数。
また、展示物も実によく出来ていて、お金がかかっている。
まーぶーの最近の傾向として、説明の文字をほとんど読まないという悪い癖があるのだが、そうして飛ばしているはずなのに、かなりの時間がかかる。
江戸時代から始まって、明治維新、戦時中、戦後。
江戸時代はどうしても時代劇のイメージが強いが、あれだけ詳細な展示物で改めて見てみると、江戸幕府というものが、いかに強固な体制だったかということがよくわかる。


そして、明治維新からだって、まだ200年もたっていない。
まーぶーが生まれてからの46年だって、かなりの変化があると実感。
ならば50年後の東京はどうなっているんだろうか。
作った時には色々と批判があった施設だったが、こうしてみると、貴重なものだと改めて思う。
それにしても、常設展だけてかなりのスペースがあり、最後は疲れ果てて、何度も椅子に座ってしまった。
ぐるっとパスとは別に、またいつか１日かけて見てみたいと思う。
見終わって退場すると、思わず甘味処で休憩。
あんみつを食べながら、疲れをいやし、再び大江戸線へ。
ぐるっとパスシリーズは今日が第一回だったが、これからの季節、そうそう歩き回れるもんじゃない。
有効期限は実質９月の連休までということになりそうだが、どのくらいの施設を回れるだろうか？