今年の奥武蔵ウルトラマラソンはピーカンから土砂降り

本日は奥武蔵ウルトラマラソン。
昨年は奥様が出場し、まーぶーも応援にフル回転した。
本当は10月に同じコースを使ったフルマラソンと同じ距離のレースを走る予定だったが、この時は松葉杖が外れたレベルなので、当然断念。
今回はテーゲーさんとトロぞうさんが走ることになっていて、奥様も応援に行きたがっていたところ、金曜日キントラ後の反省会で応援ランがいきなり決定。
ただし、昨年も経験した通り、アクセスの悪いオクムの応援プランは難しい。
セカンさん達がユガテのエイドにいるので、そこを組み合わせるのも難題。
最後はオーリンゲン社長の裁きで、昨年と同じ高山エイドに最初に行くものの、その後はユガテまで戻って下山するプランに決定。
テーゲーさんのスピードを考慮して、昨年より20分早く西吾野の駅をスタート。
とにかく暑い！
昨年はみぎ姉さんと走ったりしたが、今年は迷わず歩き。
山道に入ると昨年も苦労した急登で、なんだかんだ言って、昨年９月28日以降初の山道。
一応歩けるが、やはり右足首の影響で、右は踵までつけられない時があり、山登りの再開はちょつと不安。
今年は迷うことなく高山不動尊まで行き、ついでに長い階段を上ってお堂にお参りし、道中の安全と参加者の完走を願ったのだが、効果はあったのだろうか？
最後に高山エイドまでは車道を登るのだが、これまたすごい坂。
密かに城内坂の一番きつい所と同じくらいと考えていたが、やはりこの斜度は歩くしかなさそうだ。


なんとか坂を登り切ったところ、ジャストタイミングでテーゲーさんが走り込んできた。
頑張ったかいがあり、ここで談笑。
エイドのおばちゃんにも優しくしてもらって、ここでしばし休憩。
20分くらいいたが、トロぞうさんがなかなか来ないので、日陰を求めてコースを逆走。
次々に坂道を登ってくるランナーに声をかけるのだが、昨年同様皆さん声を返してくれて嬉しくなる。
しばらく走ったところで、ようやくトロぞうさんがやって来た。
前半の暑さで体力を消耗したようで、かなりきつそう。
その後のランナーもきつそうな人が多かったなあ。
我々はもうしばらく走ったところで、昼食休憩。
思えばここまでが平和な前半戦の終了で、ここから悪夢の後半戦スタート。
それは、昼食中に始まったゴロゴロの音からも嫌な予兆はあった。
ここまでのんびり歩きを続けたために、ユガテまでの距離も長く、ここからは社長の指示でそれなりに走ることに。
しばらく走っていると、最初はポツポツ程度の雨だったのが、いつしか本降り。
雨は更にひどくなって、豪雨と言えるような状態で、時間的にもすれ違うランナーもいなくなり、川のような状態になった道を、ユガテに向かって、ひたすら走る。
実際はまーぶーだけ傘をさしている時間もあり、ほとんど歩いていたかもしれない。


強い雨になってから30分以上はかかって、どうにかユガテエイドに到着。
土砂降りの雨の中では、エイドのスタッフもテントの中にいるしかなく、来るランナーもまばら。
ランナー的には、ずっとピーカンよりは、雨の方が楽という部分もあるかもしれないが、それも程度問題で、少なくとも、ただ待っているだけの身としては、身体も冷えてくるし、かなり辛い。
雨は一向に弱くならないし、雷もずっと鳴っている。
テーゲーさんがなかなか現れなくて焦ったが、無事テーゲーさんを見送ったところで、ユガテエイドを後にする。
この時も雨は降り続いており、傘をさしながらの下山。
実はこの雨で折りたたみ傘の骨が折れてしまってがっかりしたのだが、これ修理できるかなあ。
下山もかなり大変だったが、山を下りたところで雨もあがったから、やはり山の天気は恐ろしい。
しかも、東吾野の駅に着いてみると、電車は飯能と吾野の折り返し運転。
昨年のように正丸に行ってたら、帰れなくなってたかもしれない。
飯能に戻ると、お風呂で汗を流して、エイドの二人も合流しての反省会。
気づけば同じようなメンバーで３日連続で飲んでいるという、珍しい展開。
こんなに夜ふかしばっかりしていると、明日以降大変だなあ。
でもテーゲーさんもトロぞうさんも無事完走を果たせたようだし、オクムを走る多くのランナーからやる気を少しはもらえた気がする。
財布のお札まで濡れたり、スマホが半水没状態と色んなことがあったが、まあこれもいい思い出ということで、電車を乗り継ぎ、家にたどり着いたのは11時近くになってしまった。
充実してたけど、本当に疲れた１日。