大阪国際女子マラソンを観る
本日は大阪国際女子マラソン。
なんだかんだ、毎週のように駅伝だったりマラソンだったり、放送している。
なので、無理にテレビで観る必要もないかと思いつつ、やっぱり観戦することにして、午前中に買い物、マラソン終了後にランニングという計画。
このレースがパリオリンピックの代表争いの主戦場であることは間違いない。
残りの枠はあと1つで、標準記録を破れば、名古屋ウィメンズを含めて最もタイムのいい人が選出される。
名古屋ウィメンズの方が後出しジャンケンではあるが、松田瑞生、前田穂南の出る大阪の方がいいタイムが期待出来る。
さすがに数年前からアルフィーの歌声は聞かなくなったが、協賛の奥村組のCMは何気にお気に入り。
と思ったら、今年は吉田正尚の新バージョンで今一つだったが。
2時間18分59秒
そして、レースは前田穂南選手が2時間18分59秒の見事な日本新記録。
余裕で標準記録を突破し、パリオリンピックの代表をほぼ手中にした。
もちろん、東京の時は大阪で松田瑞生選手が名乗りを上げ、その後の名古屋で一山麻緒選手がタイムで上回って代表に内定したので、まだ他の選手が逆転する可能性はゼロではないが、現実的ではなさそう。
前田穂南選手は東京オリンピック前のMGCで優勝したらしいが、どうもそのイメージはない。
東京オリンピック(マラソンは札幌だが)では33位。
今回のMGCでは7位。
正直あまり強い選手というイメージはなかったが、今日の走りは力強かった。
やはりマラソンの記録は山あり谷ありで、常に勝てるもんじゃない。
今後の活躍を期待したい。
19年ぶりの記録
さて、その日本新記録だが、これまでの日本記録は2005年9月25日開催のベルリンマラソンで野口 みずき選手がマークした2時間19分12秒。
実に19年ぶりの更新。
野口選手はその1年前のアテネオリンピックで金メダル。
日本の女子マラソンも強い時代があった。
その後の野口選手は2008年のロンドンオリンピックの代表に選ばれるも故障で欠場。
2012年3月、ロンドンオリンピック出場をかけた第1回名古屋ウィメンズマラソンに出場も、オリンピック出場はならなかった。
このレースは奥様も参加したし、まーぶーもハーフマラソンに出場した懐かしい日。
野口さんはその後も2016年まで現役を続行。
強いランナーだった。
あと、このブログの最初の記事は2005年の9月19日と、野口さんの日本記録の6日前。
19年の歳月は感慨深い。
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