パック詰めした紅ズワイガニ

山陰といってカニを思い浮かべる人は多いらしい。
確かに何度か食べたことはあるし、東京にいた頃より機会は多いかもしれない。
しかし、いわゆる「松葉ガニ」のようなブランドものはそれなりの価格がするわけで、そうそう食べに行けないし、そこらへんで売っているわけではない。
それでも主に加工用に使われる紅ズワイガニなら、かなり安く買えるということで、買ってみることにした。
向かったのはディオ松江東店で、ここには島谷水産という業者が出店している。
本来は朝イチで行くべきものなんだろうが、勝手がわからなくて、のんびりと2時過ぎに到着。
すると、本来山もりであったであろう紅ズワイガニは全く見当たらない。
すると、ちょうどお店の人がパック詰めしたものをいくつか並べていた。
4ハイで680円(税込み)。
予想通り中身はスカスカ

どうやらほとんど売り切れていて、残ったものをまとめて売っているらしい。
紅ズワイガニは当たり外れが激しいらしく、中にはスカスカのものもあるという。
冷静に考えて、残っている物はほぼスカスカと考えていい。
でも、何となくカニを買う気だったので、1パック買って行くことにした。
家に帰ってとりあえず冷蔵庫に押し込み、6時過ぎから準備を開始。
脚をもいで、食べやすいように身を出そうとするが、これがうまくいかない。
予想通り中身はスカスカだし、身は崩れてしまう。
もともと紅ズワイガニは水っぽくて食べにくいらしいし。
今日は鍋にするつもりだったが、そのままシャブシャブできそうなのはほんの数本。
鍋に入れる残りのカニは爪の部分と、胴体を割った物。
充分に食べた気にはなる

甲羅は残しておいて、ミソでお酒を飲もうと思ったが、結局そのまま捨ててしまった。
7時過ぎから鍋を開始。
まずは、ボロボロと崩れた身を集めたものをつまんでみる。
充分においしい。
爪の部分や胴体からも少ないながら身は出て来る。
数はそれなりにあるので、充分に食べた気にはなる。
気付くと鍋のお湯が少なくなっていて、野菜が煮詰まっている状態。
まあ、最初の紅ズワイガニチャレンジとしては悪くなかったかな。
次はもう少し早い時間に行って、いいカニを仕入れたいものだ。
一応明日の朝はカニ雑炊の予定。
こちらも楽しみ。
コメント