生観戦できないラグビーワールドカップ日本大会
9月20日から始まったラグビーワールドカップ日本大会。
ここまで全くスルーしてきたが、もちろん興味がないわけではない。
第1回大会からワールドカップラグビーをみているわけだから、大騒ぎしたいところ。
去年の7月に11万ものお金を払って、観戦も楽しみにしていた。
1年前にオールブラックスに負けた試合も記事にした。
しかし、松江に転勤になると、とても観に行けないとチケットはリセールサイトで売却。
未だお金は戻ってないが、その後冷静になって、頑張れば観に行けたんじゃないかと。
アイルランドは強い
そんな気分のまま、開幕戦は結婚記念日だったので、録画を観たが、日本代表はひどい仕上がりに見えた。
これでアイルランドに勝つなんて、到底考えられない状況だったが、今日はテレビの前で奇跡を見ることができた。
開幕前に世界ランキング1位、現在2位のアイルランドは強い。
昔シックスネーションズをずっと見ていた時代のような、オドリスコルのようなスターはいない。
しかし、フォワードもバックスも強く、前に出る力も防御も完璧なアイルランドに隙があるとは思えなかった。
日本が有利なのは、蒸し暑さに、普段涼しい環境のアイルランドの選手が耐えられるかどうか、というレベル。
日本がアイルランドを追い詰めた
前半早い段階で2トライを許した。
ハイパントのパワープレーではなかったが、キックパスを使われるのは、背後に蹴られると弱い日本の弱点を突かれた感もあり、やはり力の差を感じた。
でも、フォワードが負けていなかった。
簡単にゲインを切らせなかったし、ゴール前でもしっかり止めていた。
前に出るディフェンスはこれまでの日本代表で最高の出来だったし、あれだけ前で止められたから、背後にキックを蹴られることもなかった。
今までの日本代表は、寝ている選手がいっぱいいて、気付くと人が足りなくなっていたが、そんなシーンを見ることもなかった。
アイルランドは焦り、疲れ、完全に崩壊。
北の5強、南の3強のチームに対して、日本があの状態に追い込めるなんて考えられないこと。
やはり地の利は大きい。
19-12
最後に7点差なのに攻めることを諦め、勝ち点1を取るためにタッチに蹴りだしたアイルランド。
ここまで日本が追い詰めたのも凄いし、ある意味冷静な判断。
日本にとって、サモアも強敵だが、4トライ以上で勝つことが必要。
スコットランドに勝てれば問題はないが、真っ直ぐに攻めてくるアイルランドと違って、キックを多用するであろうスコットランドには苦戦が予想される。
接戦に持ち込んで、最低限7点差には収めたいが、それを考えるのはまだまだ先の事。
やっぱり生で1試合くらい観たかったなあ。
中国地方の試合がないのが痛い。
神戸や大阪もわざわざ観に行けないし。
ひたすらテレビ観戦で楽しむしかない。
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