ラマージュイグレク

多摩川からもどって１時間ほど休憩すると、いよいよ二子玉川のディナーへ出発。
すると、バス停まで行く間に土砂降りの雨は降ってくるは、バスは大渋滞で１時間２０分ものるはめになるはで、５時３０分スタートの予定が、６時スタートに。
それでもお店最初のお客だったので、一安心。
すぐに他のお客さんもきて、まずまずのにぎわい。
最近フランス料理を食べていなかったので、「厳選素材のシェフおまかせコース」を注文。
最初の一皿は、「三重県産真鯛と桜エビを包んだ春キャベツのロール仕立て」で、少し食べにくいが、なかなか美味しい。
やはりフランス料理はソースがいい。
前菜はさらに、「天使エビの炙り オマールクリームソース」「ハンガリー産 フレッシュフォアグラのポワレ」と続き、これまたいいお味。
フォアグラはあまり食べれない奥様も、これは美味しいとのこと。
このあたりから、スペイン産白ワインフルボトルを注文。
パンもついつい食べてしまう。
お魚料理は「三重県産 真鯛のポワレ フレッシュトマトとパセリ風味」、肉料理は「牛フィレ肉のステーキ 粒マスタードとマデラ酒風味ソース」と、これまた文句のないお味なのだが、ナイフとフォークが最初から最後まで同じというのは、どんなもんなんだろう。

ここまでしっかりいただいたところで、いよいよデザートかと思いきや、ここから「銀シャリ」なるものが出てくるという。
選んだのは、「真鯛のソテー ラタトゥイユソース」なのだが、これが「信州臼田町の久四郎米（コシヒカリ）を釜で炊き上げた自信作」という、およそフランス料理とは思えない一品。
でも、でてきてしまうと食べてしまう性分なので、これもしっかりいただくと、かなりお腹いっぱい。
そして最後はデザート。
奥様の誕生日ということで、お皿にメッセージをつけていただいたのだが、種類も多い盛り合わせで、これまたかなり満足。
お支払いは１４６００円だったが、ワイン１本を飲んでいることを考えると、かなりリーズナブルのような気がする。
お店の雰囲気も悪くない。
厨房はきびきびしている一方で、ワインなんかを運んできた人はなんともカジュアルで、落ち着いて食事ができた。
二子玉川にはまだまだいいお店がありそうだ。
もともと出遅れたことに加えて、ゆったりと食事が出て来たので、店を出たのは８時２０分すぎ。
ライズで少し買物をする予定だったので、ちょっと焦ったが、なんとか明日奥様の実家へ持っていくお菓子も買え、帰りのバスは３０分で到着。
多摩川ランと、二子玉川ディナーはともに充実の１日だった。