水戸街道3回目(我孫子駅~牛久駅)

街道ラン

15170391614340.jpg水戸街道を走ってみてつくづく感じたのは、中山道が恵まれているということ。
分岐点には必ず標識があったし、写真を撮るようなスポットもたくさんあった。
水戸街道はさっぱりわからない。
なので、走り出してもすぐに道がわからなくなり、そのたびにスマホで調べるから、なかなか前に進まない。
特にひどかったのが利根川の前後で、渡る手前で早めに右折してしまい、延々と遠回り。
ようやく川岸にやってきたら、そこだと橋をくぐることになるから戻るものの、歩行者がまともに歩けるところじゃない。
渡ってからも行き過ぎてしまい、取手の駅に引っかかって大回りし、正規のルートに戻るのに10分以上のロス。
しかも利根川を渡る大利根橋は突風が吹いていて、とにかく寒い。
利根川の水が流れている部分の幅なんて50メートルくらいしかなさそうなのに、大利根橋はたっぷり1キロくらいあって、かなり大量を消耗。

15170391924971.jpg取手駅周辺でさ迷ったものの、直後の取手宿そのものは良かった。
歴史のありそうなお店が多く、奈良漬の店や日本酒の蔵もあった。
日本酒は最後に牛久のスーパーにあった「君萬代」を醸しているらしい。
さらに進むと立派な本陣跡である染谷家住宅。
ここは無料で公開されていて、たぶんこの手の街道ランをやっていて初めてと言っていいくらい、じっくりと見学した。
係りの人に記帳を促され、パンフレットをもらう。
中にはビデオを見る場所もあり、約13分の映像を進められたが、そこはさすがに丁重にお断り。
ただ、そのスペースはホットカーペットが敷いてあり、建物の中を見学した後に少し休憩させてもらった。
おかげでその後進む道についても少しだけ予習することができた。
ついでに食べるところも調べておけばよかったのだが。

15170392049192.jpg取手本陣からしばらくは気持ちよく走れた。
ファミマがあり、そこに入るかどうか悩んだが、まさかその後数キロ以上コンビニがないなんて想像もしていないから、パスしてしまった。
家を出てから何も口にしてないんだから、寄っておくべきだったんだろうな。
その後メインの道路からはずれ、ラーメン屋までほぼ一直線なのに、何も飲み食いするものがなくて苦しんだのは昨日書いたとおり。
こういう光景はウルトラマラソンのようで、かつ周りに建物がないと、強風が吹いた時に逃げ場がなくて困った。
途中一箇所だけ水戸街道の表示があったが。

15170392264133.jpgラーメン休憩の段階で15キロほど走っていたのだが、もともと昨日の予定は牛久か荒川沖。
牛久までの道もわかりにくそうな印象があり、とりあえず牛久を目標に定める。
直後に藤代本陣跡を通るのだが、道路から離れた公民館の横に看板があるだけ。
その後も街道っぽい表示があったのは若柴宿くらいで、その後はまた寂しい道が続く。
このあたりになると、少し雪の量も増えてきて、日陰だと走りにくいところも出てきた。
この区間はそれなりにアップダウンもあったし。
そのせいか、牛久の街に入るとかなり疲れてきた。
事前に牛久では風呂に入れないことはわかっていたし、たいして汗もかいていないので、調べていた電車に向かって一直線。
牛久宿もそれらしいものはほとんど残ってないし、こんな状態だからまるで気づかなかった。
ラストスパートと行きたいところだが、まるで力が入らない

15170392347804.jpgしかし、牛久駅で写真を撮っていたら、目的の電車を逃してしまった。
やむなく駅前の施設でお買い物。
ふと目についた茨城県のポスターには稀勢の里のポスター。
牛久といえば稀勢の里の出身地。
寂しいなあ。
帰りは松戸までの常磐線快速で1本だけビールを飲み、あとは千代田線、小田急線で狛江へ。
駅を出るととんでもなく寒く、ダウンを羽織ったまま走って帰宅。
街道ラン25キロちょっとに加えて、狛江までの往復で30キロ強。
まーぶーにしては頑張った方だろう。
牛久の先はいつになるかなあ。

最後に恒例の地図。

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