４時間話して、2時間走る

二子玉川のヴェトナム料理店で、11時40分から４時間。
さすがに馬鹿話はほんのわずか。
時には重苦しい沈黙もあったが、やはり悪性リンパ腫の２年にわたる闘病は凄まじい。
抗がん剤とか放射線治療とか何となく知っていたつもりだったが、一方で骨髄移植の話なんて何もわかってなかったなあ。
骨髄バンクの意味もよくわかってなかったし。
今現在はかなり元気だし、仕事への復帰も視野にあるというが、まだまだ先の見えない話であることは間違いない。
18年ぶりに会って、力になれることなんて何もないが、少しでも共有できるのは嬉しいこと。
会いに行ってよかった。
元からよく話をする男なので、まーぶーの話は、マラソンと、北アルプスの滑落くらい。
二子玉川からは走って帰るつもりだったので、そのウェアにまず驚いたろうが。
駅で見送ると、多摩川へ。
そのまままっすぐ家に向かえば10キロもない。
しかし何となく気が向いて下流へ。
次の橋で引き返そうと思ったら、それは丸子橋で５キロ先。
結局10キロ走ってようやく二子玉川にもどり、家の近くまで走ると18キロちょっと。
今のまーぶーにはきつい。
でも、走れることは幸せなこと。
いつ何が起こるかわからないから。
同時多発テロから15年、東日本大震災から５年半。
時の経つのは早いもの。