冴えないロング走

ロング走。
なんとも懐かしい響きだ。
１月の終りに新宿シティハーフマラソンを走り、痛いながらも完走したが、レースだから走れて当然だ。
年が明けてすぐに20キロちょっと走ったり、大晦日に甲山まで行ったりしたが、ハーフマラソンを含めてどれも20キロ前後の話。
それ以上の距離を走るのがだんだん怖くなってきたのかも。
時間もそれなりにかかるし。
11月１日の富山マラソン以降は実質ロング走をやってないし、その前は10月中旬の多摩丘陵ランが30キロに到達しているが、ゆっくりだったし、そこで富山マラソンまでひきずる故障を発生してしまった。
多摩丘陵ランの２週間前が城内坂の100キロだから、こうしてみると、まともなロング走は永らくやっていないことになる。
ならばと、比較的時間のある今日は、久しぶりに長い距離を走ってみることにした。
もちろんレースの予定はないから、ＬＳＤレベルだけど。
１時45分にスタートし、どこへ行くか迷った末に多摩川を川崎側に渡って南下する。
このコースは随分と久しぶりだ。
決して速くは走れないが、足の動きはよくて、なかなか快適。
この調子なら、休み休みで30キロくらいにしようと、丸子橋でいったん川を離れて、未知の川崎市内を北上して戻ることを計画。
ところが、このあたりから、右の脹脛靭帯と足首に違和感。
１月に痛めた左膝まわりはなんともないのに、古傷の方が暴れだしてきたわけだ。
こうなると、走りそのものもきつい。
いつ公共交通機関に乗ってもいいように、南武線沿いを北上し、高津の駅では大休憩。
一応もう少し行けそうな気がして、とりあえず二子玉川を目指すことにしたが、途中道を間違えたりして、多摩川を渡って二子玉川に着いた段階ではヘロヘロだったので、あえなく24キロで終了。
ライズの成城石井でシュークリームを買って自分を励ましたが、調布駅行のバスも途中までは立ちという、冴えない展開。
まあ、当面レースがないから、無理にやるもんでもないし、本当のやる気も出てこないから、こうなることは分かっていたかもしれない。
やっぱり、次にやる時は温泉ゴールとか、セットで楽しめるものにしよう。