ロ万 純米吟醸酒 一回火入れ

先週末小山酒店で買ったうちの１本がこれ。
福島県南会津町の花泉酒造が醸している「ロ万（ろまん）」で、何を見たかはわからないが、前から一度飲みたいと思っていたところで、小山酒店の棚に並んでいた。
スペックは 純米吟醸酒 一回火入れということで、生酒ではない。
実は、買ってレジに持っていった時に「甘いお酒だけど、大丈夫ですか」と聞かれたのだが、そこで止めるわけにもいかない。
家に帰って調べると、とある酒屋のコメントがわかりやすい。
「もち米の四段仕込みのトロッとした甘みと旨味が味わえます。清らかに澄んだ柔らかな甘味とコク、優しい酸が喉越しの綺麗さを演出した大変バランスの良い美酒です。ほのかに香る優しい果実味が心地好い余韻を感じさせます。冷もいいですが、是非ぬる燗～熱燗でお楽しみいただきたい逸品です！」
もち米というのは気になるが、ベトっとした嫌な甘味ではないらしい。
風の森を飲み終わった火曜日から飲み始める。
確かに甘いが、この甘さは嫌いじゃない。
旨口は十分あるし、喉に抜ける余韻はそれなりに刺激がある。
全体的に濃い酒に感じるのはもち米のせいだろうか。
今日は燗にしてみたのだが、ぬる燗ならともかく、熱燗だと濃すぎるかなあ。
常温でいただくのが一番良さそうだ。
他にはちょっとないタイプで、この週末まではこいつで楽しめそう。