今回の旅行を決めるにあたって、一番のポイントはなんちゃって登山ができること。
もともと奥様には登山志向はないし、まーぶーも本格的な登山復帰には消極的だが、楽して山頂からの景色を眺めたい。
となると、ロープウェイで山頂に近い所まで行けることが条件で、木曽駒ケ岳をはじめとする他候補の中から、他の観光も出来るということて、那須を目的地にしたという次第。
今日登る茶臼岳はロープウェイで9合名まで行けて、山頂までの残りの標高差は約200メートル。
昨日であらかたの観光は終わっているので、今回最大の目的も午前中には終えて、あとは昼ごはん食べて、お土産買って帰るだけ、という比較的ゆったりした計画。
月曜日だから、どこもすいてるだろうし、という考えは少し甘かったが。
当然のように朝ランはパスし、朝風呂の後に朝食ブュッフェでしっかり食べると、しばしゆったりして9時にチェックアウト。
途中殺生岩に寄りつつロープウェイ山麓駅に向かうが、車はかなり走っている。
ロープウェイ山麓駅に着いてみると、かなり雲が出ていて、雷注意報が出ているという。
雨が降ったり、雷でロープウェイが運休になったら困るなあ、なんて思いながら乗り場に行くと、ロープウェイはほぼ満員。
山頂駅には4分で着くが、降りたほとんどの人が山頂に向かって歩いて行き、登山道はかなりの混雑。
中にはかなりの軽装や、登山に向いてない靴の人もいる。
実際登り始めてみると、前半は硬い砂だし、中盤からはガレ場続き。
たった200メートルの標高差とはいえ、気持ちいいハイキングというわけにはいかない。
天気もいまひとつだが、全く眺望がないわけではない。
なるべく汗をかかないようにゆっくり歩いたが、コースタイム50分のところ、35分ほどで山頂に到着。
曇っていて絶景というわけにはいかないが、やはり山頂というのは気持ちいい。
さて、那須岳というのは日本百名山のひとつで、栃木県によると那須岳は茶臼岳の別称ということになっているらしい。
ただし、日本百名山の著者深田久弥氏によれば、那須岳は茶臼岳、朝日岳、三本槍岳の総称ということなので、那須岳だけ登ったのでは、本家本元的には百名山のひとつを踏破したことにはならないのかもしれない。
しかし、そこはいい加減なまーぶーなので、当然のように日本百名山8座目にカウント。
山頂に5分くらいいて、お鉢めぐりっぽくまわって、来た道を下山。
コースタイム的には下りが圧倒的に短いが、結構滑りそうで危険な感じで、神経を使う。
実際すぐ後ろのおばあさんが岩場で滑ってかなり危ない状態だった。
あのおばあさん、ちゃんと下山できたかなあ。
ロープウェイで山麓駅に下りてきたあたりから、雨がポツポツ。
とりあえず、雷にもやられず、今回最大の目的であるなんちゃって登山は楽しく終了。
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