府中くらやみ祭りに行こう
府中くらやみ祭り、毎年ゴールデンウィークに行われている歴史のあるイベントらしい。
その存在を初めて知ったのは、2015年8月2日に府中郷土の森博物館の展示を見てのこと。
そのうち行こうと言いながら、ここまで見に行ったことはなかった。
ゴールデンウィークは奥様の誕生日もあり、近くではありながら、この祭りは話題にならなかった。
今年は奥様がパンフレットを入手していて、必ず行こうという。
改めてどういうお祭りなのか、そして長い期間開催されている中で、どのタイミングで行けばいいのかを考えてみた。
祭りのメインは5月5日
GoogleでAIによる概要を見てみた。
「くらやみ祭り」は、毎年4月30日~5月6日に東京都府中市の大國魂神社で行われる例大祭で、関東三大奇祭の一つ。
かつて神輿の渡御が、街の明かりを全て消した暗闇の中で行われたことから「くらやみ祭り」と呼ばれるようになった、とのこと。
期間が長いのは、松江のホーランエンヤと同じで、4月30日の品川海上禊祓式から5月6日の神輿還御までの7日間に様々な神事が行われているから。
祭りのメインは、5月5日。
午後6時の花火の合図とともに、国内最大級の6張りの大太鼓が地鳴りのごとく打ち鳴らされ、“おいで”と呼ばれる神輿渡御が行われ、8基の神輿は、大太鼓と提灯の灯りに導かれ、神社本殿から御旅所(旧甲州街道と府中街道の交差点)まで渡御。
やはり、これに行くしかない。
大國魂神社へ


ということで、府中に到着したのは16時くらい。
駅前で買い物してから、会場の大國魂神社へ。
お参りをしつつ、太鼓に乗って写真を撮ったりして楽しむ。
一度駅前に戻って、飲み物を買って、トイレを済ませたが、17時を過ぎると道路の規制が厳しくなり、再び神社側に行くのは大変。
やむなく旧甲州街道沿いで待ってはみたが、いつ太鼓や神輿が来るのかよくわからないし、風が強くてやたらと寒い。
ということで、場所を移動。
旧伊勢丹北側のビルの間だと風がない。
そのうち太鼓がやって来た。
音が大きくて、かなりの迫力。
太鼓と神輿の行列はちょっと間延び


太鼓が5台順次やって来た後は、メインのお神輿。
これはこれで良いのだが、神輿の一覧は進むスピードがやたらと遅い。
1つの神輿がやってきてから、次が来るまでにインターバルがある。
特に3つ目の神輿がやってきてから、4つ目の神輿まではやたらと時間があり、その間は15分ぐらいの休憩時間があった。
もともとこういうルートではなかったようだが、いつしか神社の外で長い距離を移動するようになり、そこをスケジューリングする中で、こうした時間配分になったようだ。
こうなるとどうしても迫力には欠ける。
最後はかなり間延びしてしまって、神社側に歩いて最後の神輿を見届け、帰途につくことにした。
祭りの満足度としては70%くらい

祭りの満足度としては70%くらいか。
もっと神社の近くに立てこもって、全てをもっと近くで見るという方法もあったのだろうが、それはそれで混雑は今回の比ではないだろう。
神事としての性格はともかく、イベントとして割り切ってしまえば、今日ぐらいで十分か。
来年以降は別の日に行って、違う祭りの楽しみ方をするのもいいのかもしれない。
府中を出たのは20時ぐらいだったので、晩御飯をどこかで食べて帰るか、惣菜を買って帰るか、ピザを買うかで迷ったら、結局のところはドミノピザ。
まあなかなか楽しい1日だった。
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