「酒屋の宇山」で購入
本日飲み終わった日本酒は、出雲の板倉酒造有限会社「天穏 純米吟醸 馨 R2BY」 というもの。
9月23日に「酒屋の宇山」で購入。
槇戸天狗堂に置いてあるものは、一通り飲み尽くした感があり、最近は「酒屋の宇山」が増えて来た。
ここは、島根の酒も充実しているが、他地域のものもそれなりに置いている。
この日も、青森県や千葉県のお酒にも興味があったが、最終的に島根のお酒。
出雲市駅から少し離れた場所にある板倉酒造だが、ここはまだ行ったことがない。
「天穏」という銘柄も案外松江では変えなくて、過去に1回買っただけ。
当然このあたりでは有名な銘柄でもあり、純米吟醸で3千円くらないならと、この銘柄を持ち帰った。
ホームページの表現がまるでわからない
蔵元ホームページの情報によると、酒米は島根県の新品種、縁の舞らしい。
「いままでの佐香錦60%速醸K1というスペックは、純米大吟醸の佐香錦50%高温k1スペックが近く、違いが出しづらいので縁の舞に 変更しました」とのこと。
ほぼ何を言っているのかわからず。
更に「非常に伸びやかでスムースな印象だった縁の舞。今季の米はその印象と違い、前溶けが多く、厚くキャッチーな味わいになりやすい米だなという印象です。
無窮の縁の米と共通する部分が大きく割と派手な米なのかなと思っています。最初に飲んだ他社製品の縁の舞で天穏にベストマッチと思いましたが、米質がだいぶ変化したようです。
これがこの米の特性ならキャッチー路線でもいいかなと春の月を飲んで思っています。(春の月は馨のにごり生)」との記載。
さらによくわからないが、相当米に拘っているのがよくわかる。
まーぶー評価は4.0
まーぶーはそんなに細かいことはわからずに飲んでいる。
まずは冷酒でいただいたが、香りもいいし、米の旨味もしっかり。
お次はぬる燗にしたが、そんなにくどくなく、いい味わい。
冷酒でも燗でもいけるお酒というのは、案外少ないというのが常々思うところ。
「キャッチー」というのはどんな味わいなんだろう?
その後は冷酒とぬる燗を交互に飲んで、今日飲み切った。
まーぶー評価は4.0といったところ。
この蔵は他にも色々試してみたいもの。
スペック
原材料名:米・米こうじ
原料米:奥出雲産縁の舞
アルコール:15度
精米歩合:60%
酵母:島根K1
日本酒度:+3
酸度/アミノ酸度:1.8/1.2
1回火入れ 15℃以下瓶貯蔵
コメント
天隠、美味しいよね。私も好きです。
小島杜氏は、坂本さん(鷹勇)の流れを汲む方だったのね。初めて知りました。
https://www.tenon.jp/tenon/325
坂本さんには、一度だけ、お目にかかったことがあります。
ここのホームページは難解ですな。
たしかに。
https://www.tenon.jp/tenon/655
の、
「近年、酒造りが高度になり、このような不安定さの表現ができなくなっていたので、いい刺激になりそうです。」
なんて、文字として理解できても、「不安定さの表現」ってなんだろう、って考え始めたら、わけわからなくなりそう。