珍しくお取り寄せ
まーぶーはわざわざ遠方の商品をお取り寄せすることは滅多にない。
正直送料もかかって割高だし、そこまでして食べたいものはない。
松江にいるのに別の地方のものというのも違和感があるし、東京のものならまたいつか食べれる日が来るだろう。
7月12日のことだが、テレビ東京系の「世界!ニッポン行きたい人応援団」という番組で、福島県二本松市の玉嶋屋というお店の羊羹に興味を持ち、ついポチっとしてしまった。
今となっては、その番組でこの羊羹がどのくらい魅力的だったかを思い出すことは出来ない。
でも、滅多にお取り寄せをしないまーぶーが注文したんだから、相当よく見えたのだろう。
その日の注文もアクセス集中のせいか、なかなか確定しなかったし。
ちなみに、注文したのは「本煉羊羹 2棹入」で、価格は1,600円。
県の補助金による送料無料キャンペーンの適用が受けられたが、このキャンペーンは直後にその枠を使い切ってしまい、送料無料は終了したとのこと。
玉島屋の羊羹とは
ここで、玉嶋屋の羊羹について、おさらい。
玉嶋屋の羊羹は江戸時代には東北各地の大名に所望され、徳川将軍家にも献上していた歴史のあるもの。
玉嶋屋の当主は代々この江戸時代からの製法を残し、味をかえないように努め、ならの木を燃料にして煉り、配合や竹の皮にじかに包んで仕上げるなどのディテールまでを変えないで作っているらしい。
なお、注文後しばらくして自動返信メールが来たが、その後音沙汰なし。
次にメールが来たのは2週間後。
「只今注文が殺到しており、発送に遅れが生じております。発送までに1か月程度お時間を頂戴いたします。お待たせしてしまい申し訳ございません」とのこと。
このあたりになると、特に急ぐ気持ちもないので、期待しないで待つ状態。
注文から40日後の実食
そして14日になって、発送したとのメール。
注文してから1ヶ月以上が経過していた。
16日に配達されたのだが、更にここから1週間。
常温で1ヶ月はゆうにもつようで、特に急ぐこともない。
もともと羊羹の甘さは奥様ともども不得意で、あまり量を食べれないという問題もあるし。
そして、1週間後の今日ついに開封。
解説通り、竹の皮に包まれている。
「羊羹は竹皮の上から刃物(火で暖めて)で切ってお召し上がりください」とのことだが、普通に竹皮をむいてからナイフを入れた。
甘いものはそうそう食べれないので、小さく切って、少しずついただく。
なるほど、上品な甘さ。
「表面が砂糖にかえるという特質」そのもので、きんつばのようでもある。
今日の食べ方だと、1本で4回くらいだから、全部食べ終わるのは9月に入ってからだろうなあ。
二本松との縁
二本松といえば、はるか昔に会津若松で宿泊する前に立ち寄った場所でもある。
当時の写真を探したが、東北サファリのものはたくさんあったが、二本松では何も撮っていない。
2002年なので、このブログを始める前だから、何の記録もないし。
羊羹でつながった二本松の縁は、食べ終わるまでのものになりそう。
そんな羊羹から始まった1週間。
今週は長いぞ。
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