浦富海岸にやってきた
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平日の仕事のように6時起床。
鳥取も仕事では10回近く往復しているが、観光となると2回目。
前回(2年前)は日帰りで、鳥取砂丘と砂の美術館という王道コース。
今回の主目的地は浦富海岸。
鳥取砂丘から東に数キロ行ったあたりから兵庫県の県境までの15キロくらいが、リアス式海岸の絶景で、西の松島とも呼ばれているらしい。
昨年度までいた鳥取側のトップが絶賛していたので、いつかは行きたいと思っていたところ。
この5連休の中で、今日と明日だけが晴天ということで、絶好の観光日和。
鳥取市内までは約2時間だが、仕事だとつまらない運転も、遊びだと楽しい。
鳥取西インターから鳥取の中心部を避け、鳥取砂丘方面から無料の高速を経て、浦富海岸の西端にあたる網代という漁港へ。
東西に長い浦富海岸をどう攻略するか、昨日随分考えた。
この網代からは遊覧船もあるのだが、ある程度歩けそうなのでパス。
西側は遊歩道が整備されているということだが、アップダウンもあり、片道2時間以上だから、車まで戻る時間を考えると現実的ではない。
千貫黄金
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方針としては車と歩きを併用。
まず網代から千貫松島というところまで歩き、網代まで戻ってくる。
網代は漁港に車を停めるのだが、かなりの車があり、関西のナンバーも目立つ。
中国近畿連絡自然歩道入口から歩き始めるが、今日はトレランシューズも持ってきているので、気持ちよく階段を登っていく。
ちょっとしたピークを越えたところで、早速絶景が現れた。
青い海は、一方で白い波とのコントラストが美しい。
その中に不思議な形をした岩が、緑の木々とともに点在する。
その中の一つが千貫松島。
見事な空洞だ。
網代展望台まで行ってUターン
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そのまま一度海まで下る。
近付いてみると改めて水が綺麗なことを実感。
この手の遊歩道は水には近づけない場所も多いが、ここは眺めることも水に触れることも出来る。
おかげでアップダウンは激しい。
てなわけで、一転上り返して展望台まで。
約70mの、おしろいの断崖の上の網代展望台だ。
ここからは浦富海岸の美しい海岸地形のみならず、遠く鳥取砂丘も見渡すことが出来る。
遊歩道には表示板があって、この先鴨々磯、城原まで歩いて行けることになっている。
元気な頃なら城原まで歩いて、網代まで車道を走って帰ってくることも出来たんだろうなあ。
当然そんなことは出来るはずもないので、まずはここでUターン。
結構すれ違う人も多いが、中には高齢の方も。
このコース眺めはいいのだが、お年寄りにはちょっとハードかもしれない。
網代に着いてから30分ほどで車に戻って来て、すぐに移動を開始。
木道が壊れていて、鴨ヶ磯から先に進めず
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お次は鴨々磯、城原あたりなのだが、城原の県営駐車場を起点とすると、約90分コース。
そんなには歩きたくないなあと思いつつ、台数の少ない鴨々磯の駐車場が空いていたのは実にラッキー。
少し歩いた展望所から海岸に向けて階段を降りていく。
網代以上にはしっかりと整備された階段で、5分も歩くと水尻洞門・水尻の谷。
さらに階段を降りていくと海岸にたどり着いた。
プライベートビーチのような光景をしばし悠然と眺める。
気合いを入れて城原方面に歩こうとすると、何と道か壊れていて通行止め。
山陰の観光地ではよくある事だが、ここはメインの場所なのに。
結局、
ロシア軍将校遺体漂着記念碑
椿谷の柱状節理
鴨々磯・酒宴洞門
といった見所にはたどり着けないで、下りてきた階段を再び戻って駐車場へ。
城原海岸から東コース、そして大江ノ郷へ
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城原海岸に移動すると、こちらは県営駐車場なので、しっかりと台数がある。
城原海岸は花崗岩の礫からなる礫浜と石英砂の砂浜からなる海岸で、磯と小島の間には花崗岩に貫入した柱状節理をもつ石英斑岩の岩脈が見られる。
これまでの岩に緑がある光景とは違っているが、これはこれで壮観
さて、行けなかった鴨々磯方面に歩いて行こうと思ったら、ここでも道が繋がっていない。
もう既に疲れていたこともあるので、ここはあっさりと退散。
こうなると、網代から城原海岸までの遊歩道というのは意味を成していないんじゃないか?
そんな情報は特になかったような気がするけど。
浦富海岸西コースはこのあたりにして、東コースへ移動。
浦富海岸の東部はどちらかといえば海水浴場。
というわけで、時々停めた駐車場からの光景は特別感動するものでもない。
まあ、絶景は十分に見たからなあ。
「山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館」なる施設にも入ってみたが、期待程ではなく、このあたりの地理もあまり理解出来ず。
そろそろ昼ご飯の時間だが、ほぼ店はないし、あっても当然の満席。
最後に龍神洞というところに向かおうとしたが、駐車場からそこそこ歩くようだし、その駐車場もよくわからないので、海岸を後にする。
昼ご飯がわりにコンビニでシュークリームを食べて、鳥取市内を経て、本日の宿泊地となる大江の郷へ。
ということで、続きは明日。
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