松みどり 純米生原酒しぼりたて

今飲んでいる日本酒は、神奈川県の中沢酒造が醸している、松みどり　純米生原酒。
先々週あたりに籠屋の冷蔵庫から選んだもので、最近の傾向通り、日本酒をじっくり選ぶ時間がなく、この日も冷蔵庫の前で３分とたたずに決めたもの。
籠屋の冷蔵庫の中も、だいたい一通りは飲んでいるか、高くて手が出ないか、はなから相手にしていない銘柄か。
このお酒あたりは、これまでは相手にしていない部類だったのだが、「丹澤の地酒」というのが心をくすぐった。
たまに走りに行ったりするからちょっと愛着もあるんだろう。
蔵の場所は松田駅の近く。
「この地で酒を醸して２００年。創業文政８年。今も昔も変わらず、全量手造りにこだわる」とホームページに掲げている。
今回購入したのは、その中でも冬季限定となる、純米生原酒しぼりたて。
これまたホームページによると、『秋に収穫した新米を使い仕込んで、生まれる酒。加熱処理はせず、生のまま瓶詰めしました。「純米らしい旨味」と「しぼりたてのフレッシュでフルーティー」な味わいが存分に楽しめる生原酒です』とのこと。
飲んでみると、ちょっとこの表現とは違う感じ。
飲み始めはちょっと薄いと感じて、まあフルーティーとも言えなくはない。
しばらくすると、原酒っぽい荒々しさがあり、ちょっと雑味も感じる。
この感じは嫌いではないが、米の旨みをしっかり感じるというタイプでもない。
全体的には平均点くらいの出来で、だいたい１回１合くらいをチビチビ飲んでいるうちに、残りはあとわずか。
昨日あれだけ飲んだので、今日は禁酒かと一瞬だけ考えたが、あっさりスルー。
一応次の一升瓶は仕入れてあるが、３連休のうちにもう１本くらいは確保しておきたいところ。