義侠　五百万石純米 生原酒　平成22年度醸造新酒

今週は５日フルにあるだけに、かなりしんどい。
なんとか１日終わったが、あと４日もあるかと思うと、かなりユーウツ。
こんな時はお酒のことを考えるのが一番。
この酒は正月明けに小山酒店で買ってきたもののうちの１本。
前から飲んでみたい銘柄のひとつということで、購入した。
鍋島の次に飲んだわけだが、ちょっと趣が違う。
そもそも吟醸ではないし、純米原酒。
口に含んだ感じは確かに濃いが、フワッとくる辛さはちょっと苦手な系統。
実は１１月中旬に同期で神楽坂に日本酒を飲みに行った際に、義侠のひやおろしを飲んでいて、その時の感想が、「一度は飲んでみたい蔵だったが、正直これは口にあわなかった。
前にこの店に来た時に飲んだ開春（島根県）と同じ感じで、甘ったるい感じ。」と散々。
甘いとは思わなかったが、あまり得意な部類ではないようだ。
鍋島がいい酸味を出していただけに、ちょっとがっかり。
これを開けたのは日曜日にパソコンを処分したあとの夕食ということで、その日の深夜に改めて飲んでみたが、やはり印象は変わらず。
まあ飲み屋で飲んだ印象をしっかり覚えていない自分にも問題があるな。
これを機に、自分がこれまでに飲んだ日本酒を整理した方がいいかもしれない。
この酒については、とりあえず今日は燗で飲むことにしてみた。
軽く暖めた程度のぬる燗だったが、これがなかなかいい。
前に新潟の佑村を燗にしたら、冷やでは飲みにくかったのが、なんとか飲めるようになったが、こっちは燗が美味い。
口に広がる味と香りが冷やと格段に違う。
燗ならではの渋みや甘みが実にいい感じ。
こんな季節だから燗がいいし、燗だとそんなに量は飲まなくてすむ。
この酒は最後まで燗でいただこう。