籠屋の冷蔵庫から新しいお酒
本日飲み終わった日本酒の話。
福岡県八女市で「繁桝」醸造する高橋商店が「繁桝らしさ」を見つめなおし、地元八女の地に根ざした酒造りを深求する「ヤメコトハジメ」。
一番のテーマは地元八女産「吟のさと」の性質を知り尽くし、八女の風土にあう酒造りを追求することだそうで、そのシリーズ第二弾は吟のさとを使った低精白純米酒である「繁枡 純米酒 ヤメコトハジメ」。
買ったのは10月15日の籠屋。
最近籠屋では特に目新しい銘柄もなく、とうとう島根・鳥取ものにも手を出し始めたのだが、この日は初めて見るこの蔵のお酒が目についたので、冷蔵庫の中から持ってきた。
価格も3000円くらいなので、ちょうどいい。
まーぶー評価は3.5
飲んでみた印象は、正直特徴がない。
半分くらいは冷酒で、残りは燗でいただいたのだが、パンチもないし、米の旨味が引き立つわけでもない。
どちらかというと、飲みやすくておとなしめ。
精米歩合82%ということで、もっととがったお酒をイメージしていたが、そうではないらしい。
「穏やかで心地よい香り、低精白でもしっかり出た酸に旨味、そして爽快感のあるキレの良い味わいです。秋の味覚と共に食中酒としてお楽しみください」とのことだが、ちょっと物足りない。
まーぶー評価は標準の3.5だが、もう少し低くてもいいかも。
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