ＮＨＫホールに着いた
週末はやることが多い。
とんでもない暑さの中、盛りだくさんの土曜日だが、本日のメインの行事は山下達郎のコンサート。
それ以外で書くべきことは来週に。
本日の開演は18時で、開場は17時。
東京でコンサートというものに行くのは久しぶりなので、どのくらいに着けはいいのかよくわからない。
本人確認だの、荷物検査だのというので、やはりある程度早く行くしかない。
NHKホールへのアクセスは渋谷か原宿か迷った末に渋谷。
井の頭線で渋谷駅を出ると、あのスクランブル交差点の人混みにウンザリしつつ、坂道を上ってNHKホールにたどり着いたのは17時くらい。
本人確認も荷物検査もあっさり
本人確認の列はなく、中に入っても時間をもて余しそうだったが、代々木公園で時間を潰せるわけもなく、ドリンク補給だけして中へ。
前日にメッセージまで来た本人確認は実に簡単だった。
免許証を見せて顔写真と比べてはいたが、マスクしてるから、いくらでも誤魔化せるように思う。
そもそも、入力した生年月日は使われることなし。
牽制の意味なんだろうが、コンサートに慣れている人には意味がなさそうな。
その後の荷物検査もあっさり。
何が目的なのかわからないが、小さな荷物には興味はないのか。
中に入ったが、売っているグッズには興味はない。
トイレだけ済ませて席に向かう。
開演までが長い
開場して10分ちょっとだから、席は10％くらいしか埋まってないので、すぐに自分の席はわかった。
２階の一番奥ということで、上の３階席が視界を遮っている。
そして、ここからが長い。
本を読んで時間を潰すことは出来たが、問題は席が狭くて、椅子の座り心地も良くないこと。
山下達郎のコンサートでスタンディングがあるのかどうかわからないが、始まれば座っている時間が長いのに、始まる前から長時間座るのは失敗だった。
席が急に埋まり始めたのは開始10分前で、18時には紛れもなく満席。
しかし開演にならない。
想像するに、ギリギリに来た人の本人確認や荷物検査が滞っているのだろう。
どこにでもギリギリに来る人がいる。
そして18時4分、山下達郎がステージに現れた。
初期の楽曲が多い
「SPARKLE」から始まったライブ。
それは曲の懐かしさと、驚きが入り混じったものだった。
ラジオを聞いているのである程度想像は出来たが、話の時間もそれなりに長い。
今年は初期のレーベルのものをカセットとレコードでリマスターしていること、そして70歳になったことを何度も話していた。
客層はまさに老若男女。
どの客層にもうけるものはないから「やりたいものをやる」と言っていたが、アカペラの後に誰でもわかる「クリスマス・イブ」が出て来るのは、サービスなんだろう。
「SOLID SLIDER」「FUTARI」「潮騒」「SILENT SCREAMER」「BOMBER」あたりは古いものが多く、まーぶーはわかるが、奥様はかなりしんどかったらしい。
「CIRCUS TOWN」が終ったところで約２時間。
アンコールがあることはわかっていたが、そこからが驚きだった。
アンコールもパワフルで長い
まずアンコールの拍手の中で大勢の人が会場から出て行ったこと。
最初は帰る人がいるのかとビックリしたが、そんなわけはない。
アンコール後も長いことを知っていて、多くの人がトイレに走ったのだろう。
アンコールは新曲の「Sync Of Summer」から始まり、次の「Ride On Tim」はそれだけで10分くらいあったろう。
ここで改めてメンバーの紹介。
なんとなくコーラスが１名増えていると思ったら、竹内まりや。
こういうサプライズも用意しているのか。
「恋のブギ・ウギ・トレイン」が終了すると他のメンバーが去って終わりかと思ったら、最後「YOUR EYES」のアカペラ。
この人は本当に70歳なのか、と思う程パワフルだった。
「たぶん死ぬまでやるんだろうな」と本人が言っていたが、人前で歌うことが本当に好きなんだなと実感。
70歳になったのを機に、それまで散々飲んだ酒をやめたとか。
それで声の調子が良くなったらしい。
うーん、真似出来ないし、したくもない。
帰宅が遅くなった
結局終わったのは20時50分。
２時間50分近くのステージをこなす山下達郎の体力に驚いたが、こちらの晩ご飯の問題もある。
当初は食べて帰るか、渋谷か新宿で買ったものを家で食べるか悩んでいたが、渋谷の人混みを見るとお店に入る気にはなれないし、渋谷駅に着いた時点でデパートは閉まっている。
結局家の近所のピザを予約し、それを受け取って家で酒盛り。
話題は当然「中期高齢者」山下達郎のパワフルさ。
そして、次は誰のコンサートに行くか。
まだまだ未知の楽しみがありそうだ。
コメント