頭がボーッとしてきた
前回は第7給スイートを出て、30kmを超えたあたりで終わった。
書いている内容は淡々としているが、実際のところ時刻は13時30分くらいで、とにかく暑い。
日差しも強くて、顔や腕の日焼け止めは何度も塗りなおしたし、リップも同じ。
靴下とタイツの間にわずかに隙間があって、そこだけ「足輪」状態で日焼けしたのが今もそのまんま。
そんな過酷な状態のところで、給食(スイーツ)は申し分なく、水分補給も問題ない。
ただ、頭はかなりボーっとしている。
ウルトラマラソンでは定番の頭からのかぶり水も当然ミヤランでは用意されていない。
残り10kmちょっとは、歩いても何とかなるだろうとは思いつつ、やはり暑さは耐えられないものになっていた。
コンビニに飛び込んだ
「その7」でコンビニには無駄な時間なので寄らない、と書いてはみたが、さすがにこうも暑いとコンビニで氷でも買った方がいいような気もしてきた。
引き続き街中を走っていることもあって、そのうちコンビニがあったら飛び込もうという考え方に変わっていった。
ラップ64.360m(3分55秒:10:54/km)
ラップ65.信号待(0分16秒)
ラップ66.1320m(10分39秒:8:05/km)
このラップの間にJR宇都宮線・東北新幹線の高架をくぐった。
位置的にゴールが見えてくる感じだが、この時はそのイメージは持てない。
そして、このラップの先はセブンイレブン宇都宮關堀町店。
見つけるなり、飛び込んでいった。
凍ったペットボトルで生き返るか
さて、コンビニで何を買うか。
迷っている時間はない。
本命は凍ったペットボトル。
ただ、これなかなか融けないし、顔や頭に当てても、そんなに気持ちよくはない。
次の候補は2リットルの水。
飲みつつ、頭からかぶれば、効果はありそうな気がする。
第3の候補は、だいたい2キロくらいで売っている氷を買うというもの。
間違いなく氷が即効性ありだが、2キロかつその後軽くならないものを持ち続けるのは厳しい。
水はすぐに半分はなくなりそうだが、持って歩くには邪魔。
そうなると凍ったペットボトルが順当で、それが売ってない場合に次の選択肢となるわけだが、当然のように売ってたので購入。
ついでにトイレとも思ったが、先客がいたのでパス。
結局ラップ67のコンビニ滞在は2分12秒となった。
(続く)
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