汐留のパナソニック美術館へ
この4月に東京に戻ってから、電車で都心方面に出掛けたことはほぼない。
今日はちょっとした買い物があったので、汐留から新橋方面へ。
もしかしたら、前回都心に来た時も同じ目的の買い物だったかもしれない。
せっかく都心に来るということで、ぐるっとパスも少し進めておくことにした。
汐留で目につくのはパナソニック美術館。
ここは以前ぐるっとパスを買った際にも来ていて、その時は「アール・ヌーヴォーのガラス」という、いかにも奥様の好きそうな内容だった。
予約制だった
まず驚いたのが、予約制になっていること。
そんなに人気なのかと思ったら、当日でも問題なく予約出来た。
家から汐留に向かい、昼ご飯を食べてから美術館という計算をして、13時30分に予約制すると、QRコードを表示出来るメールが届いた。
しかし、家を出るのに手間取ってしまったので、一旦キャンセルして再申込みしようとしたら上手くいかず、さらに手間取って、結局は14時の予約。
汐留に着いた後、一旦新橋で買い物の下見ついでに昼ご飯を食べて、美術館へ。
予約のQRコード、ぐるっとパスのQRコードを見せて、ようやく入場。
キース・ヴァン・ドンゲン展
前置きがやたらと長くなってしまったが、この美術館で現在開催されている展覧会は
「キース・ヴァン・ドンゲン展 ―フォーヴィスムからレザネフォル」というもの。
まるで予備知識がない。
キース・ヴァン・ドンゲンは、20世紀前半のパリを中心に世界的に高い評価を受けたオランダ生まれの画家らしい。
エコール・ド・パリを代表する画家のひとり、ということだが、まるでわからない。
日本の美術館で44年ぶりの開催となる展覧会らしく、新印象派からフォーヴィスムの時代、フォーヴィスムの余波の時代、レザネフォルの時代の3章に分け、巧みな人物デッサンと表現という全時代を通じて見られる画家生来の資質と、各時代に特徴的な色彩や形を紹介している、とのこと。
展覧会ほよくわからず
とはいえ、いくら解説を読んでも、やっぱりわからない。
大きな美術館ではないので、30分くらいで見終わったが、3章ごとの違いもわかったような、わからないような。
新印象派のぼやけたイメージと、後期の女性の絵描き方は明らかに違うと思うが、フォーヴィスムがよくわからない。
長寿で1968年に亡くなってる。
ほぼ、まーぶーと入れ替わりになるわけだが、第二次大戦以降の作品はほぼ無さそう。
結局ぐるっとパスが無ければ来ることのない美術館という気がして、ミュージアムショップも魅力無く退散。
浜離宮へ
美術館を出ると、何故か浜離宮へ。
ここもぐるっとパスで入れるし、汐留の駅に表示があったので、すぐに行けそうに思った。
しかし、汐留の駅にる表示はあくまでも方角に関するもので、アクセスがいい訳ではない。
ちょうど日が照ってきたところで、わずかな距離でも、信号待ちが辛い。
浜離宮の中に入っても、この陽射しがしんどい。
浜離宮に入ったのは初めてだと思う。
2013年5月10日に母親とはとバスに乗った際に、水上バスの終点が浜離宮だった。
この時もそのままバスに乗ったので印象は無いが、今日も暑さに負けて、広大な庭園の一部だけで退散。
東京は変化のスピードが速い
買い物は新橋で済ませた。
このあたりは来週にとっておこう。
新橋を出て、東京駅のグランスタで買い物をしてから帰宅。
新橋の駅も随分の変わっていたが、グランスタも1階に拡張していてビックリ。
わずか3年くらいで都会はどんどん変わってゆく。
地方との格差がどんどん広がっていくよなあ。
とりあえずグランスタでスイーツを買って帰宅したのだが、山陰に3年住んだ身としては、楽しい気持ちと、地方の未来への不安が相まって、複雑な気持ち。
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