「カツライス」とは
「カツライス」とは、1930年ごろに大阪で生まれ、ご飯の上にとんかつを乗せ、デミグラスソースなど洋風のソースをかけた料理のこと。
老舗洋食店「西洋軒」の創業メニューの一つとして1932年に登場したらしい。
松江市を中心に東は安来市、西は大田市まで約50のお店で食べることができる、というのは、このカツライスの研究会による情報らしい。
カラコロ工房の「ナクリア」が閉店するらしい
カラコロ工房の「ナクリア」がカツライスをメニューに加えたのは、昨年の2月というから、まーぶーが松江に来てからだ。そのナクリア自体、松江に来てから2年たってようやく訪れ、しじみラーメンこそ食べたが、1000円するカツライスには興味が向かなかった。
Facebookの松江ランチの会の書き込みに、最近ナクリアが何度か登場した。
よくよく読んでみると、5月9日でこのお店自体がなくなるらしい。
最後に「ナクリア」で「カツライス」を食べた
書き込んでいる人は、だいたいカツライスを食べている。
ならば、ということで、今日は訪れてみることにした。
お店に入ろうとすると、確かに閉店のことが表に書かれている。
平日の1時30分過ぎということで、予想通り他にお客さんはいない。
注文は最初からカツライス一択。
店には「松江カツライス」のことを解説したものも置いてあった。
やってきたカツライスは、見たまんまでほぼ説明不要。
カツカレーのカレーのかわりにデミグラスソース。
最初に勢いよくデミグラスソースをかけていたら、最後は単なるカツとごはん。
まあ確かに美味しいけど、これが本当に松江のソウルフードなんだろうか?
かつ丼が通常1000円しない中で、1000円という価格もどうかなあ。
今ならGOTO食事券2枚だから、躊躇なく使えるだろうけど。
閉店まで残り10日くらい。
たぶん、もうこの店に来ることはないだろう。
カラコロ工房の飲食店はもともと少ないが、さらに寂しくなるなあ。
カツライスそのものはまた違うお店でも食べてみたい気がする。
さしあたっては、元祖とも言える西洋軒ならサラダ付きで850円らしいので、まずはこのあたりかな。
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