旧甲州街道ラン１回目（日本橋～国領）

本日はお休みをいただいたわけだが、「７月も１日くらい休んでおこう」的なノリで、特に何をしようというわけでもない。
だいたい夏休みの予定も決まってないし、体を動かすには暑い。
ただ、暑くても全くやりたいことがないわけでもない。
６月に旧水戸街道を走った後で、他の街道も走ってみたくなり、少しずつ研究してみた。
やはり手近なのは甲州街道で、最所は下諏訪から日本橋を目指す予定だったが、なかなか計画がまとまらないし、いざ行くにしても、最初に何時間も電車に乗るから、いつでもというわけにもいかない。
ならば日本橋からということで、少しずつ地図を眺めていたが、幸い今日はそれほど暑くないから、試運転がてら、実行してみることにした。

メインシナリオとしては、矢川まで行って湯楽の里に行くというもので、これだと40キロ弱。
お風呂や着替えのセットが必要なので、当然荷物を背負って走るわけだが、国領（約24キロ）で終われば必要ないし、あわよくば八王子（約50キロ）なんて考えていた。
まだラッシュが終わらない時間にランのスタイルで電車に乗るのは変な感じで、のんびりしていたら日本橋着が９時40分を過ぎていた。
更にトイレを探したりしていたら、スタートは10時近くになってしまった。
気温はそれほど高くないが、やはり湿気はある。
それよりも、人の多さと信号が多くて走りにくい。
ポケモンGOの歩きスマホも多いし。
調べた本によれば、東京駅の中を通るものらしいが、さすがにパス。
皇居に出てくると走りやすいが、通常の皇居ランとは逆周り。
皇居ランも永らくやってないが、三宅坂は下りしか経験がなかっただけに、結構上りはしんどい。

半蔵門で皇居とお別れし、四ッ谷から新宿に向かう。
このあたり、特に甲州街道の史跡があるわけでなく、平日の昼間に遊んでいるという満足感だけで走っている感じ。
途中20号本線は新宿御苑をくぐるトンネルなので、右にそれて走る。
トンネルの中を走れる新宿シティハーフマラソンは貴重だなあ。
特に史跡はないと思っていたが、新宿三丁目の手前で、ふと右手に見えた太宗時というお寺に飛び込んでみると、内藤新宿との関係の掲示があり、しばし休憩。
新宿駅を過ぎて、人通りの多い新宿の街を過ぎると、懸案の首都高に沿った区間。
よく知った道だし、爽快感などまるでない。
すると、予想通り笹塚あたりからやたらとしんどくなってきた。

コンビニでガリガリくんを補給したり、座って休んだりしたが、簡単には回復しない。
この時点でゴールは国領にしたが、まだまだ先は長いし、京王線の駅をひとつひとつクリアしていく感じは、気が滅入ってくる。
ようやく首都高とお別れし、環八をこえて、旧甲州街道に入ったら、先も見えて少しは涼しく楽かと思ったらそうでもない。
思いきってスピードを上げてさっさと終わりに出来ればいいのだが、そんな元気はなく、意味もなくスーパーで休憩。

相変わらず甲州街道関係の史跡はなく、というか見つけられず、仙川駅の近くで一里塚を見つけた程度。
これだって、普段なら意識しないんだろうけど。
最後はフラフラの状態で、国領駅北の交差点で終了。
やっぱり時期的に長い距離を昼間に走るのはしんどいし、結果的に背負っていた荷物は無駄だった。
次はいつになるかわからないが、場所的に再開は簡単。
でも、せっかくだから、長い距離を走りたいなあ。