前月末に新宿シティハーフマラソンを走ったが、そのゼッケンと一緒に入っていたのが、東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館の招待券。
ゴッホのひまわりが展示されていることで有名な美術館だ。
現在開催されている展覧会が「絵画のゆくえ2016」で、2月14日までの会期ということで、今日は美術鑑賞&ランチということで、新宿へ。
かつて新宿で働いていたこともあるし、この美術館の存在は当然知っているのだが、実際に訪れるのは初めてで、まあ美術館なんてそんなもの。
でもって、その展覧会がどういうものかということだが、そこはコピペ。
2012 年度に創設された公募コンクール『FACE』は、年齢・所属を問わない新進作家の登竜門として毎回数多くの応募者を迎えていて、出品作品は美術評論家を中心とした審査員による厳正な審査のもと、将来国際的にも通用する可能性を秘めた作品を入選として、さらに優れた作品には「グランプリ」「優秀賞」等の各賞を授与している。
本展は、『FACE』創設以降3 年間の「グランプリ」「優秀賞」受賞作家たち12 名の、近作・新作約90 点を一堂に会し、併せて過去のグランプリ受賞作3 点も展示することで、時代の感覚を捉えた作品の真価を問い、「絵画のゆくえ」を探る、というもの。
美術館というと、ついつい西洋絵画にしろ、日本画にしろ、いわゆる巨匠の作品を観ることが多いのだが、この展覧会は、新進気鋭の新しい芸術家の作品を観るという、新鮮なもの。
やはり新しい芸術というのは、必ずしもしっくりするものばかりではないが、それぞれ引きつけるものはある。
特に気に入ったのは近藤オリガさんの作品。
この方ベラルーシの出身で、2007年に日本に来ているのだが、絵に独特の力があるし、この福島へのメッセージを込めた作品は心に響くものがある。
たまにはこんな展覧会もいいなあ。
もちろん最後は常設されているセザンヌ、ゴッホ、ゴーギャンの作品を観て終了。
たまには美術鑑賞もいいな。
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