吉祥寺でディナー
本日のメインの予定は、結婚記念日のお食事。
これは毎年恒例ではあったが、昨年は手術直後ということで、家でのパーティーだった。
今年は当日は平日だから無理として、3連休の間に食事に行くことになった。
お店の予約を考えたのは1週間くらい前のこと。
だいたい都心の高層ビルにあるフレンチやイタリアンが定番なのだが、今回はしっくりするお店が見つからない。
目黒方面の一軒家レストランにも興味はあるが、帰りが面倒。
色々と検索しながら、二子玉川のレストランとともに最終候補にあがったのが、吉祥寺にある「Salon de Patina」というレストラン。
吉祥寺でディナーというと、三鷹に住んでいた20年以上前のこと。
全8皿(20品)ラグジュアリーな秋のコースを予約して、この日を楽しみにしていた。
半個室を予約
吉祥寺は近いとも言えるし、遠いような気もする。
家を16時30分に出たのだが、京王線、井の頭線の乗り継ぎが悪く、どこにも寄らないまま予約時間である18時の10分前にお店に到着。
東急百貨店のちょっと北側で、これまでに何度も通ったことのある場所だが、こんなレストランがあるのは知らなかった。
1階にも行列が出来ているお店があったが、エレベーターで4階へ。
実に簡素なドアを開けると、落ち着いて上品なお店。
予約していた半個室は、階段を上がったところ。
このお店、夫婦二人で経営しているとのことで、コースは3時間かかるとか。
席を案内していただき、おしぼりが水でふくらませるものでビックリ。
最初にアンケートを記入するのにも驚いた。
乾杯はスパークリングワイン
まずは乾杯なのだが、飲み物は7種のワイン(各60ml)のペアリングと決めていたところ、乾杯は別だという。
とりあえずスパークリングワインを注文。
その後、ペアリングのワインの説明書きを渡されたのだが、その最初の1ページがこのスパークリングワインとはわからず、後で説明と紙の不一致に悩んでしまった。
そのスパークリングワインの説明は以下の通り。
【銘柄】コッレ·アルジェント ヴァルドッピアデーネ プロセッコ スペリオーレ ブリュット
【産地】イタリア/ヴェネト州
【ぶどう品種】グレラ100%
【タイブ】辛口
【生産者】ベルティマリ
華やかな白い花の香りとフレッシュなリンゴや洋ナシなどの果実の芳醇な風味が感じられる。フィニッシュはドライで仄かなライムが香る。穏やかな酸と華やかな味わいが特徴のフルーティーでクリアな印象。一般的なブロセッコよりもやや重厚で、よりフルーティーな味わい。
26th anniversary
この先は7品のお皿とともに、7杯のワインが出て来るのだが、さすがに長いので、明日の記事に。
ここでは最後のデザート。
「デザートの盛合せ おわりはいつでも華やかに」ということで、それまでの料理の盛り付けも素晴らしかったが、こちらも同様。
プレートには記念日ということで、「26th anniversary」の文字が入るが、こちらは奥様のプレートだけ。
大満足の食事は21時に会計をして終了したが、驚いたのはお店を出る時。
これまでサービスをしていた奥様のみならず、シェフのご主人もそろってのお見送り。
しかも、冷たいハーブティーを渡してくれた。
奥様は普段飲まないワインを飲んでいたので、このドリンクは有難い。
もちろん支払いは高額だったが、このお店は機会があれば是非また訪れたいと思った。
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