竹雀 槽搾り 純米無濾過生原酒

小山商店の冷蔵庫から選んだ

本日飲み終わった日本酒の話。
岐阜県揖斐郡池田町の大塚酒造が醸す「竹雀 槽搾り 純米無濾過生原酒」。
買ったのは、今月14日の小山商店。
この日はお風呂の王様を起点に走ったが、膝が痛くて不完全燃焼。
その帰りに小山商店に立ち寄った。
一升瓶を最低２本、あわよくば３本日買うつもりだったが、なかなか買いたいものが見当たらない。
少なくとも燗にしたいものが見当たらない。
全般的に日本酒の価格も上がっているのか。
そんな中で冷蔵庫の中から選んだのがこの竹雀で、結局この１本しか買わなかった。
この１本に賭けることになったわけだ。

まーぶー評価は「4.5」

そして、その賭けには勝った。
実に美味い。
舌先の酸味から、喉に広がる米の旨みまで、実に味わい深いもの。
飲むたびに楽しめて、まーぶー評価は「4.5」。
ただ、この蔵は情報が少ない。
蔵のホームページもないし、この商品の情報もわからない。
ほぼ同じに見える2020年醸造のものはあるが、山田錦になっている。
今回のものは、富山県産五百万石。
まあ、情報があるからいいわけでもない。
たぶん、少量しか造らない蔵なんだろう。

また買いたい

そのあたり、ネットで情報を探してみた。
大塚酒造の酒造りは６代目夫婦とその両親だけという家内制手工の蔵だらしい。
６代目は東京農業大学醸造科を卒業後、酒の味にほれ込んだ三重県の元坂酒造の門を叩き、2年間酒造りを学び、蔵に戻ったとか。
そして、2010年に立ち上げた銘柄が「竹雀」だそうだ。
全ての酒を800キログラム以下の小仕込みで丁寧に醸しているとか。
１番の人気は、蔵近くの田んぼで契約農家がそだてる山田錦の酒。
酵母無添加による伝統的な生酛造りで醸した無濾過の純米酒で、目標は全量を町内産の米で生酛造りすることらしい。
そうすると、この富山県産の五百万石というのは毛色が違うのか。
何れにせよ、興味のある蔵だし、なかなか手に入らないものなんだろう
次に見かけたら買いだな。