角中の逆転サヨナラホームランでテンションアップ
暑くて、重苦しい１週間の始まり。
夕方以降は淡々と仕事をしつつ、時々野球の経過をチェックすることがある。
今日は８時30分頃ネットで１球速報を見ると、９回２アウトでマリーンズはホークスに１点のビハインド。
佐々木朗希の先発で、連敗中のホークスに勝てると思っていただけに、がっかりしつつ、タブレットをつないで動画でゲームセットの瞬間だけ見ようと思った。
周りに仕事をしている人もいるので、音声を消して画面を見ていたのだが、そこに映し出されれたのは、代打角中がホークスの絶対的守護神オスナのストレートを強振し、ライトスタンドに放り込む場面だった。
これはすごいものを見た、と一気に気分がよくなり、片づけをして帰宅。
といっても、普通の人は何がすごいのかわからないだろう。
角中がオスナを打つとは
まず、このオスナの成績がすごい。
今季ここまで28試合に登板し、２勝０敗７ホールド１６セーブで、失点はわずかに１。
防御率は0.32というから、まさに難攻不落。
昨年シーズン途中にメジャーにいられなくなって、マリーンズに加入。
抜群の成績を残しつつ、オフにはお金の力でホークスへ。
過去のデスパイネも含めて珍しいことではなく、今日はそんなオスナから１死３塁のチャンスを作るも、ピッチャーゴロで２死１塁というのが、角中が出てきた場面。
角中も過去に首位打者をとった選手ではあるが、すでに36歳。
今年はすでに４本塁打と調子は悪くないが、ここ３年間で３本しか打ってないので、そうそうホームランが出るような状況ではなかった。
ホークスは12連敗
更にこの試合はホークスが11連敗で迎えた試合だということ。
マリーンズが連敗しているなら、たいしたニュースではない。
なんたって、日本記録18連敗という燦然たる記録を持っているチームだ。
一方でホークスの連敗記録は、南海時代の1969年に記録した15連敗で、今回の11連敗はそれ以来だとか。
巨大戦力を抱える現在のホークスには、そもそも連敗するなんてファンも考えていないというのが実態だろう。
今日の試合に限って言えば、マリーンズの先発が佐々木朗希なので、更に連敗が伸びる可能性は高かったのだが、そこを１点リードのままオスナを出し、ピンチも切り抜けてあと一人となったのだから、さすがにホークスファンも連敗の脱出を確信していただろう。
まさに１球で天国から地獄の12連敗となった。
バッファローズは遠い
マリーンズ目線で見れば、当然今日の勝ちは大きい。
吉井マジックと言われる中、想定外の２位をキープ。
ただ、首位のバッファローズが負けないし、もともと爆発的な力はないので、３ゲーム差を縮めるのは厳しい。
なんとかバッファローズの独走は勘弁して欲しいところだが、次はバファローズとホークスの２連戦。
バッファローズは山本由伸他投手が万全で、ホークスは14連敗まで伸びる可能性は十分にある。
そして、その後は再びホークス対マリーンズ。
ホークスはチームの連敗記録に並ぶのか。
マリーンズも勝たないと、バッファローズが遠くなるばかり。
もう少し優勝争いを楽しみたい、なんていうのは贅沢か。
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