倉吉の「山桝酒店」で購入
人間ドックから始まった1週間が終了。
4日しか働いてない割には疲れたなあ。
実際ここのところ、調子がいいとは言えない状態。
とりあえず飲んでいる日本酒の話。
火曜日に倉吉に行った際に買ったのは、鳥取県東伯郡琴浦町の大谷酒造が醸している「鷹勇 純米酒 鷹匠」。
純米酒のがんこ酒屋である「山桝酒店」は鳥取、島根だけではなく、全国のお酒を置いている。
島根はないとして、久しぶりに秋鹿や北島なんてのも飲んでみたい。
倉吉からの距離を考えると、冷蔵庫の中からは選べない。
悩んだ末に鳥取の酒にし、比較的メジャーな鷹勇に落ち着いたというところ。
鷹匠は山田錦
ちなみに、鷹勇はこの「鷹匠」と「勇翔」の税込2310円が最安値。
最終的に並んでいるどちらを買うかで迷った。
山桝酒店では、各銘柄に解説が付してある。
まずは「鷹勇」。
山田錦70%、9号酵母、Alc.14~15%、日本酒度+4.3、酸度1.5
淡い山吹色。メロンゼリーの様な香りは低い。舌触りは滑らか。ほのかなメロン風味がある。米の甘みが強めで、濃さや粘性を感じる。渋みはほとんど感じない。酸は強くなく、微かな酸味が味切れの時に現われる。辛口のお酒という印象では無い。
(お燗) 40度、米の甘さが強くなる。酸と渋みが雑な感じを与える。50度、酸味が強くなり、甘酸っぱさを感じる。酸が辛さを加えるが余韻には甘みが残る。60度、甘酸っぱさが濃厚になる。酸が切った後、甘みと渋みが残る。
勇翔は五百万石
次に「勇翔」。
五百万石70%、9号酵母、Alc.15~16%、日本酒度+3.7、酸度1.6
苺ミルクキャンディーに少しだけメロンが混ざる様な淡い香り。透明感のある凝縮した米の甘みの周りを、酸の小さな粒が取り囲み、小さな辛さと刺激を与える。杯が進むと甘さは後を引かず、むしろあっさりした辛さを感じるようになる。軽い甘酸っぱさが残る。
(お燗) 40度、甘みが濃くなるが、酸が取り囲み辛さも加える。少し渋い。50度、甘みと酸味が混ざり、甘みの弱い甘酸っぱさになる。後半渋みがある。60度、味が少し薄く感じるが、米の味に甘酸っぱさと辛さが絡む。温度が下がると渋みも絡む。
鷹匠のまーぶー評価は「3.5」
山田錦と五百万石で同じ価格というのも不思議な気がするが、米の甘みが強いということで、鷹匠を購入した次第。
当然のように、お燗で飲んでいる。
だいたい40度くらいのぬる燗。
メロン風味というのはよく分からない。
こういう表現が出来る人って凄いと思う。
米の甘みは確かに強い
ほんのりと黄色いところも良い。
まーぶー評価は「3.5」といったところ。
しかし、2310円が最安値の蔵って、凄いよなあ。
まあ、これで十分だけど。
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