大森地区の街並みは風情があった
今日も石見銀山の続き。
石見銀山を観光する場合、間歩を見ても銀山の採掘の雰囲気がわかるわけではない。
むしろ、大森地区の街並みの方が風情がある。
もっとも、そのことはガイドブックを見ても今一つピンと来なくて、今回訪れて初めてわかったと言える。
パークライド方式にしていることで、地元の人以外の車もないから、とっても安全。
静かすぎて怖いくらいではあるが。
世界遺産に指定されてすぐの頃には、ここが大勢の人出ごった返したというから、ちょっと想像がつかない。
ちょうど真ん中くらいのところに観世音寺というお寺があって、ここは小高い丘になっているから、街を見渡すことができる。
屋根の色が統一されていて、とても雰囲気がいい。
2時間弱の散策
ところどころに旧家で展示物のあるところもあるのだが、有料なのでパス。
熊谷家とかは展示もしっかりしていたようで、行ってみてもよかったかもしれない。
「理容館アラタ」なんていう、全国理容連合会から理容遺産第1号店に認定されたお店があったり、群言堂なんていう全国のデパートに展開するお店の本店があったり、なかなか奥の深い場所。
お菓子屋でせんべいを買ったりもした。
最後は城上神社で拝殿の格天井に描かれた龍の絵「鳴き龍」を堪能し(手を叩いてもリンリンという鳴き声のような音はしなかったが)、残った時間で昔の石見銀山領代官所跡にある石見銀山資料館を見て、2時間弱の散策を終了。
世界遺産センターまでバスに乗って石見銀山を後にしたわけだが、この街並みはまた行ってもいいかな。
アクセスを考えると、本当に行くかどうかは微妙だが。
まぶの家
一番良かったのは龍源寺間歩と大森地区の間にあった「まぶの家」というお店。
「まーぶーの家」ではない。
街の特性上そうそう食べれる場所はないのだが、この店は本当に当たりだった。
もともと龍源寺間歩の近くに会ったのが最近移転したらしいのだが、とてもキレイで快適。
まーぶーの選択は「へかやき膳」なるもので、魚のすき焼、そば巻き、天ぷら、ごはんのセット。
魚のすき焼というのがどういうものかわからなかったが、その日とれた、小さなのどぐろときすが入っていたが、なかなか美味。
奥様はピザトーストとアイスの天ぷらという取り合わせにしていたが、このパンも近所のドイツパン専門店で焼かれたもの。
このドイツパンのお店も大森地区の散策で寄ってみた。
やはり、観光に食は大事。
この「まぶの家」はまた行きたいなあ。
日本酒も良さそうだから、本当は夜がいいんだろうが、それはかなわぬ夢になりそうだ。
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