黄泉比良坂・伊賦夜坂
今日も特にネタはないので(平日はいつもないのだが)、またしても週末の続き。
米子まで行く途中で、気になる看板があった。
「黄泉比良坂」というのだが、 奥様が調べてみたところ、古事記神話に登場するイザナキ、イザナミの夫婦神二人が現世と死後の世界に引き裂かれた舞台となったのが、この松江市東出雲町にある黄泉津比良坂(よもつひらさか)といわれているらしい。
気になるので帰りに寄ろう、ということになり、米子で散々遊んだ帰りの9号線で、なんとか入口を見つけた。
このあたり、9号線を外れると相当寂しい場所で、そんな時に限って滅多に通らない山陰本線の踏切に引っかかりつつ、細い道を突き進むと、車数台停められる駐車スペース。
とてもひっそりとした中に、「黄泉比良坂・伊賦夜坂」の立派な看板。
秘的な雰囲気
看板の横には箱があって、パンフレットを置いているが、かなり古そう。
静かなたたずまいの中、黄泉(よみ)の国への入り口をふさいだ大きな岩が神秘的な雰囲気を醸し出しているが、ちょっと不気味。
実際の坂を上っていく道もありそうだが、とても行く気にはならない。
パワースポット好みの人やなんかはいいのだろうが、そうでもないので、すぐに退散。
それにしても、さすがにこのあたりには神話にかかわる場所が多い。
もう少し勉強すれば面白いんだろうなあ。
コメント
黄泉比良坂と言えば、初めての吹屋マラニックのとき、最後の坂で日が暮れ、降った雨が山から沢へ流れ出る水浸しの道を歩いたとき、ここは黄泉比良坂だ、と思ったのを思い出す。
その東出雲の黄泉比良坂も、日暮れか、夜更けか、いずれにせよいい頃合いの時間帯に歩いてみたいと思った。
丑三つ時がいいかな。
振り返っちゃダメよ(^_-)-☆
黄泉比良坂って、色んなところにあるんですね。
まあ、神話の世界ですから。
当たり前ですが、とっても寂しいところでした。