甲子園は終わっても、夏はまだまだ続く

甲子園で開催された夏の全国高校野球選手権大会が終了し、大本命の大阪桐蔭が金足農業を破って優勝。
周りに高校野球フリークが多い中、特別高校野球が好きなわけではないが、例年年試合かはテレビ観戦。
今年は100回大会ということで、朝日新聞は強烈に力を入れていたし、ＮＨＫもテーマソングは福山雅治。
出場校もいつもより多く、東西や南北に分かれた県があって、ちょっと新鮮。
主役は間違いなく、金足農業だった。
準々決勝の２ランスクイズは久々にしびれたプレーだったし、９人野球でエースが投げ抜くというのも伝統的な甲子園のドラマ。
接戦を勝ち上がるも、最後に力尽きて大量失点したが、このあたりが未だ優勝していない東北地方の宿命か。
大阪桐蔭は最強のチームらしく、それでいて最後まで負けなかったのは立派。
たぶん一番苦しい試合は南大阪大会準決勝の履正社戦だったのだろう。
この大阪桐蔭の中心選手を含めて、プロでの活躍を期待する声が上がるが、いささかインフレ気味。
特に打者は金属バットの高校野球でいくら打てたところで、その後どうなるかはわからない。
金足農業のエース吉田君には大学など行かずにプロに行って欲しいとは思うが。
今大会は延長でタイブレイクの試合があったり、変化もあった。
暑さの中、投球数の制限についても、議論されているようだ。
いずれにしても、日本人の好きなドラマが詰まった甲子園なので、これからも脈々と続いていくのだろう。
子供のころは兄と自転車で甲子園まで行き、無料だった外野席でカチワリ１個で何時間も見たけど、もう現地で観ることはないんだろうな。
ちなみに今回から外野席が有料になったらしい。
甲子園が終われば夏も終わる、といきたいところだが、今日から再び暑くなってきたし、来週にも35度を超える日があるらしい。
甲子園は終わっても、夏はまだまだ続く。